84本目(10月13日鑑賞)

努力してる人、みんなに幸あれ
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マイ・インターン

監督・脚本・製作:ナンシー・マイヤーズ/製作:スザンヌ・ファーウェル/衣装:ジャクリーン・デメリオ/音楽:セオドア・シャビロ
出演:ロバート・デ・ニーロ/アン・ハサウェイ/レネ・ルッソ/アダム・ディヴァイン/ジェイソン・オーリー/ザック・パールマン/アンドリュー・ラネルズ/クリスティーナ・シェラー/リンダ・ラヴィン/アンダーズ・ホーム/ジョジョ・クシュナー

退職し、長年連れ添った妻を亡くしたベン(ロバート・デ・ニーロ)。1人の時間が虚しくなり、偶然みつけたシニアインターンの求人に応募する。ジュールズ(アン・ハサウェイ)が立ち上げ、短期間で大きくしたファッション通販会社は、自由な空気で若い社員が働く今風なオフィス。そんな中、毎日髭を剃り、スーツを着込んで出社するベン。徐々にスタッフに溶け込み、気難しいジュールズも次第に心を開いていく。

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いいね!

悪者が出てこないストーリーは鉄板。ハラハラドキドキはないけど、安心して最後まで観ていられる。

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唯一のトラブルはジュールズの家庭危機。すれ違い夫婦の隙間風。ありがちだけども、どう収めるかが問題。

たぶん10年前に観てたら「都合よすぎじゃね?」と切れてた可能性大。そういう時代になったということか。それともhiroが丸くなったということか…体型ではなく。

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どんな問題もサラリと解決。完全無欠のスーパー爺さんベン。「オーシャンズ」パートは笑いが止まらん。デ・ニーロさん、有川さんの三匹シリーズ、映画化の際は出ていただきたい。

顔のパーツの全てが大きいアンハサ。自然と表情豊かになるのは、それだけで天の恵み。と、どこかで見かけた顔を発見。ベンを恋愛師匠と崇めているのは「ピッチ・パーフェクト 」の嫌味な歌うま野郎アダム・ディヴァイン。思わぬ再会に頬も緩む。

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出演者のファッションなんかも注目されてるけど、hiroにはサッパリ。軽いタッチのハートフル・コメディ…そんなオシャレな広告だけど、これ、結構ちゃんと作られてるよ。

アンハサの仕事人間ぶりに感情移入。全然チャラチャラしてないし、毎日誰よりも遅くまで会社に残ってる。才能やセンスじゃない。努力の人。カッコいいな、と憧れてる方々、休暇とって海外行きたーい、飲み会行きたくなーい、なんて言ってる場合じゃないっすよ。

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仕事もできて家庭も円満。そりゃ理想だけど。円満に見えるのは支えてくれる人がいるから。それを忘れちゃいけない…忘れちゃいけない…忘れちゃいけない。←自分に刷り込み中

仕事、家庭、人生。いろんな場面のいろんな選択。助けになる人は、性別も年齢も関係ない。これぞジェンダー。ともあれ、努力してる全ての人は幸せになるべきだと、思う。



hiroでした。
みんながんばろーぜ。



脚本8 映像7 音響6 配役9 他(音楽)7
37/50