63本目(7月31日鑑賞)FP⑬
面白いものに言葉はいらない
監督:ピエール・コンフィ/カイル・バルダ/脚本:ブライアン・リンチ/音楽:ヘイター・ペレイラ
出演:サンドラ・ブロック/ジョン・ハム/マイケル・キートン/アリソン・ジャネイ/スティーヴ・クーガン/ジェニファー・ソーンダース/ジェフリー・ラッシュ(日本語版)天海祐希/宮野真守/設楽統/日村勇紀/LiSA/藤田彩華/山寺宏一/真田広之
太古の昔から強いボスを見つけては下についていたミニオン。悩みはボスが次々いなくなること。意を決したケヴィンは、スチュワート、ボブと共にボス探しの旅に出て、1960年代のアメリカにたどり着く。
かわい!楽しい!大好き!
彼らの言葉はわからない。けど、笑いって伝わるもんだと再認識。チャップリンがそうだもんね。
本作、オープニング「UNIVERSAL」から大爆笑。大丈夫、構えて待っててもきっと笑える。
舞台はアメリカからイギリスへ。王になりたいスカーレット、ボスがほしいミニオンズ。互いの思惑がロンドンですれ違う。ストーンズ、ビートルズ、who…UKロックがロンドンの空気感を醸す。音楽センスがとてもよい。
ラスト、ケヴィンたちは皆から称えられる英雄になる。めでたしめでたし、でもいいのに、最後に最高のデザートが用意されている。ケヴィンらとともに喜びたい気持ち。
「インサイド・ヘッド 」同様、全国的に吹替版優位の様子。本作の場合はどっちでもよい。なぜなら、ケヴィンたちの言葉は何語でもないから。
字幕もない。正しくわかってなくてもよい。それでも大方通じてしまう。それでも笑えてしまう。言語の枠を超えて通じてしまう力、すごい。
hiroは3D吹替版で鑑賞。極悪美女スカーレットには天海祐希さんがハイテンションで挑む。スカーレットの相棒ハーブはポスト山ちゃんを信じて疑わない宮野真守。見てくれもよい彼、声優枠を超えた活躍に期待。
バナナマン起用は、ミニオンのバナナ好きがきっかけか。日村が演じたキャラの髪型が似ていたのは偶然? ナレーションの声が真田広之さんだったことには感激。
字幕版のスカーレットはサンドラ・ブロックらしい。他、ジョン・ハム、マイケル・キートン、ジェフリー・ラッシュ…豪華キャストが揃う。サンドラもハイテンションなのか、聞いてみたい気はする。
本編中は2Dでも不便なし。ただし最後のおまけは完全3D仕様。なかなかのファンタジーなので、明るくなるまで席を立たないことをお勧めする。
hiroでした。
脚本7 映像8 音響8 配役7 他(音楽)8
計38/50