HDD鑑賞

 

 

カーチェイスありコントありの続編
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トランスポーター2

 

 

監督:ルイ・レテリエ/製作・脚本:リュック・ベッソン/脚本:ロバート・マーク・ケイメン

出演:ジェイソン・ステイサム/アレッサンドロ・ガスマン/ケイト・ノタ/アンバー・ヴァレッタ/マシュー・モディーン/ハンター・クラリー/フランソワ・ベルレアン


国際麻薬対策会議米国代表ビリングス(マシュー・モディーン)の息子ジャック(ハンター・クラリー)の学校への送迎を依頼されたフランク(ジェイソン・ステイサム)。母のオードリー(アンバー・ヴァレッタ)の信頼厚いフランクは、休日返上でジャックの健診の送迎を頼まれる。当日、病院に着くと怪しいナース(ケイト・ノタ)たちが待ち構えていた。
 
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なにこれ! 続編も面白えー!
 
前作DVDが米国でビッグセールス。それを受けての続編。運び屋フランク、米国上陸。普通ならこける展開。ところがこのパート2、面白い。前作以上とは言わないけれど、前作のレベル維持。さすがはベッソンと唸る。
 
冒頭、ひとしきりスタイリッシュにカッコつけた後、今回の仕事。米国マイアミで運ぶのは…登下校の子ども。キター(≧∇≦)
 
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魔が差した前作とは違う。今回はルールも約束も守る男。最初から覚悟が違う。どんな運転手かも知らないで手を出した運のないワルモノ。ベッソン作品はワルモノに容赦ない。
 
アイデアメガ盛りの名物バトルは、今回も健在。着衣バトルは「服が汚れるから」と回避(笑)。ツルツルバトルはちょこっと。手錠や消火ホースを使ったトリッキーバトルはため息。水上バイクも運転したり。目に入るもの全てが武器。相変わらず飽きさせない。
 
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そして今回、強烈ジャンキークイーンが登場。マッドナースで撃ちまくり、シルク・ド・ソレイユばりに舞い、下着姿で大乱闘。強烈すぎるインパクトにマドンナもラスボス(アレッサンドロ・ガスマン)も霞む。フランクを舐めたのが敗因。

そのラスボスの我々の知らない剣道…「ウルヴァリン SAMURAI 」でもそーだった。その他、あの程度の感染で終わる細菌兵器たるや…解毒剤は一人分しかなかったが…いいや、そんな小さいこと。
 
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フランクの相棒タルコーニ警部(フランソワ・ベルレアン)は米国でもサイコー。フランクの家でマドレーヌを焼いてたら警察に補導され、警察で出されたサンドウィッチにひとしきり文句たれてクレームブリュレを作る。「なんで料理人と言ったのか?」の質問に対し「オレはフランス人だからだ!」(≧∇≦)彼なくしてトランスポーターはあり得ない。
 
前作、ルール破って女の子が出てきちゃって困ったフランク。今回のフランクの「困った」は、人妻マドンナに抱く淡い恋心。でも最後は…。寅さんだな、これ。(笑)
 
 

hiroでした。
続編に続く!