HDD鑑賞


カーチェイスありコントありの快作
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トランスポーター


監督:ルイ・レテリエ/コリー・ユン/製作・脚本:リュック・ベッソン/脚本:ロバート・マーク・ケイメン

出演:ジェイソン・ステイサム/スー・チー/フランソワ・ベルレアン/マット・シュルツ


名前は聞かない、契約後の内容の変更はきかない、積荷は開けない…ルール厳守、成功率100%の運び屋フランク(ジェイソン・ステイサム)は、ある依頼で積荷のバッグが動くのを見て、中は人だと推測する。魔がさしたフランクは飲み物を与えようと、ルールを破ってバッグを開けてしまうと、中に入っていたのはアジア系の女性(スー・チー)だった。


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なにこれ! 面白えー!


どれかを観た、たぶん3。それはそれで楽しかった記憶。ただしキャラが把握できず。いつかちゃんと観ようと録画しておいた本作。ついにその時はきた。


冒頭ルール断固厳守。黒スーツでスマートに超絶ドライブ。何が起きても焦らない様がカッコイイ。ところが荷物を開けちゃう。まさしく魔がさした。


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開けてしまったフランク。あー、どうしよう的表情。見えない頭の中はきっと「後悔」だらけ。冷静だったフランクの行動原理は1人のヒロインの登場で崩壊。クールな男の困惑が見て取れて…かわいいじゃん。


カーチェイスは予想通り。ド派手な中にフレンチ特有の緩さもあり、どこかほのぼの。特筆は肉弾戦。シャツを使った格闘は前にも観た。たぶん3…名物だったのか。狭いバス内アクションではいろんな装備や器具を活用。オイルを使ってツルッツルッて、コントかと。アイデアメガ盛りのアクションだけでも、これは一級エンタメ。


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気取ったジェイソンはカッコよく、ワンコ目なのが可愛いかったり。「ワイルド・スピード スカイミッション 」の悪役ぶりとは真逆キャラで、オランジーナを買う。


オランジーナをおごってもらうスー・チーは台湾の女優さん。セクシー系出身でここまでのし上がるのだから、すごい人なんだろう。日本なら壇蜜?


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フランソワ・ベルレアンはレギュラーなのですね。名コンビなのですよね。危機的状況からフランクを救い出す方法も、まさかのコント(笑)。2~3と続けて観る予定。楽しみです。

スタイリッシュでハラハラしてコントも楽しめる。フレンチ・アクションの楽しさ全部のせみたいな本作。やっぱベッソンすげえや。



hiroでした。