65本目(11月14日鑑賞)
監督・脚本:クリストフ・ガンズ
脚本:サンドラ・ヴォ=アン
音楽:ピエール・アデノ
出演:ヴァンサン・カッセル/レア・セドゥ/アンドレ・デュソリエ/エドゥアルド・ノリエガ/ミリアム・シャルラン
商人(アンドレ・デュソリエ)は、出来心で野獣(ヴァンサン・カッセル)が大事にしてるバラを盗んで捕まる。バラの代償に命を差し出せと吼える野獣は、家族に別れを言うため商人に1日の猶予を与える。戻ってきた父にその話を聞いた末娘のベル(レア・セドゥ)は、バラをせがんだ自分を責め、父に代わって野獣の城へと向かう。
民話の世界。おとぎ話の世界。
なんでだろう、ヨーロッパの民話は暗くて怖い。だから実写化すると、何やらホラーチック。だから実写に向いている。
ディズニーや劇団四季をイメージして行くと、きっと撃沈。あんなにゴージャスじゃない。なによりミュージカルでもない。
ビーストの顔は手作り感なマスク。マスクなしで演技&撮影後、カッセルさんがマスクだけ演技&撮影。後で全体演技に顔だけ演技を合体。役者も編集も大変。CG感、出したくなかったんだろね。以上はパンフネタ。
それだけ手間をかけたカッセルさん。ビーストだけでは顔も出ない? 大丈夫。時間にして半分くらいは顔出ししてる。せっかくの悪役じゃない主役だもんね。
もう一人の主役レア・セドゥ。「ミッションインポッシブル ゴーストプロトコル」、「グランド・ブダペスト・ホテル
」では美人のイメージなし。本作ポスターが「美女」でドキドキ。大丈夫。美女役やればちゃんと美女。それでいて幼さが残る顔立ちは適役。
「もう愛しているわ」までの経緯が少々唐突。「おとぎ話はそういうもの」…相方さんの言葉に納得。そう、これはおとぎ話。終盤「進撃」するアレに笑いを耐えたけど、ビーストの城、その内装…美術スタッフのグッジョブ。おとぎ話にどっぷり浸かろう。
「ディズニーとどっちが好き?」
…その質問はNGで。
hiroでした。
最近映画で女子力上げてます(笑)
余談:愛犬ベルの名は「美女と野獣」のベルからいただきました。
脚本6 映像7 音響7 配役7 他(美術)8
計35/50