DVD鑑賞
監督:クリス・コロンバス
原作:J・K・ローリング
脚本:スティーブ・クローブス
撮影:ジョン・シール
美術:スチュアート・クレイグ
衣裳:ジュディアーナ・マコーフスキー
音楽:ジョン・ウィリアムズ
出演:ダニエル・ラドクリフ/ルパート・グリント/エマ・ワトソン/リチャード・ハリス/マギー・スミス/ロビー・コルトレーン/アラン・リックマン/ウォーウィック・デイビス/イアン・ハート/ゾーイ・ワナメイカー/デイビッド・ブラッドリー/トム・フェルトン/リチャード・グリフィス/フィオナ・ショウ/ハリー・メリング/マシュー・ルイス/ジェイミー・ウェイレット/ジョシュア・ハードマン/ショーン・ビガースタッフ/ジェームズ・フェルプス/オリバー・ファエルプス/デヴォン・マーレイ/アルフレッド・イーノック/クリス・ランキン/ルーク・ヤングブラッド/ジュリー・ウォルターズ/ボニー・ライト/ジョン・クリーズ/ジョン・ハート
孤児で叔父家族と共に暮らす少年ハリー(ダニエル・ラドクリフ)の元に、ホグワーツ魔法学校からの入学案内が届く。ハリーは魔法使いの子だということを隠す叔父家族の邪魔を振り切り、迎えに来た大男ハグリッド(ロビー・コルトレーン)に連れられ、不遇な時を過ごした家を出る。
ロンドンの裏にある魔法界のダイヤゴン横丁をハグリッドに案内され、行き交う魔法使いや魔女、売られている魔法グッズに胸を躍らせるハリー。出発の日、偶然見つけた魔法使いの家族の助けでキングズクロス駅93/4番線に辿り着き、ホグワーツ急行に乗るハリーは、そこで、同じ新入生のロン(ルパート・グリント)とハーマイオニー(エマ・ワトソン)と出会い、自らの出自と自分が有名人であることを知る。
学校生活が始まり、底辺だったハリーの生活は一変するが、周囲で奇怪な事件が起こり始める。そして、ハリーのことを暗い目で見つめるホグワーツの教師スネイプ(アラン・リックマン)の存在が影を落とす。
突然訪れた変化に浮かれるハリー。
うふふ。
楽しいね、これ。
原作読破&所有、映画は全作劇場鑑賞、1作目のDVD所有に加え先日1枚800円の安さに負け2~4作目まで購入(以降はブルーレイの値下がり待ち)。
などとシリーズにどっぷりつかってはいるけど、「ポッタリアン」の方々には追いつけてない半端なファン。ここでは、いろんなアイテムは置いといて、映画の話のみ。
このビジュアルは大人でもワクワクする。
全編通して鑑賞しているので、ネタは仕込み済み。そんな状況で鑑賞すると、また見方も違う。ああ、このときのこれはこうなのね…。この人はこのとき既に…。などと、結構忙しいけど、これもまた楽し。
観たことない人もいるかもしれないんで、注意して書くけど、バレちゃったらごめんなさい!
シリーズ通して重要なシーンです、ここ。
たんた~ん、たた、たたた、たたたた~ん♪(←伝わらん!)、ミステリアスで秘密めいたこのテーマ曲はジョン・ウィリアムス。「スターウォーズ」やら「ET」やら「インディ・ジョーンズ」やら、昔は大作といえばこの方だった。もうかなりの御高齢。本作スコアで久しぶりにお名前を見たときは、嬉しかった。
ホグワーツは驚きがいっぱい!(笑)
メガホンは「ホームアローン」のクリス・コロンバス。なるほど、子ども撮らせたら敵なし。橋田ドラマ級に恵まれない環境に育ったハリーが、「魔法学校」という信じられないアイテムで苦境を抜け出す。誰からも相手にされなかったのが、魔法界では誰もが知る有名人。嬉しくもあり、恥ずかしくもあり。やがてちょっと天狗になったりもするんですが、それは後の話。何よりハリーを喜ばせたのは、今まで一人もいなかった友達ができたこと、じゃないですかね。だから余計に友達のことを大事にするんです。
ダンブルドア校長とマクゴナガル先生。
そんな感じで、育った環境で子どもたちのキャラが出来上がり、それを丁寧に作り上げたのは監督の手腕。魔法界では異端児だけど気のいいウィズリー家に育ったロンは、優秀な兄、トラブルメーカーとして人気者の双子の兄たちにコンプレックスを感じていたり。魔法界で「マグル」とさげすまされているふつうの人間を両親に持つハーマイオニーは、誰に負けまいとする強さを持つ。時にそれが空回りすることも。ロンとは対照的に魔法界の名家にそだったドラコは、それを鼻にかけてロンやハーマイオニーを毛嫌いしている。
その他、ここで書ききれないくらい、一人一人の設定がしっかりできているし、それが2作目以降にも活かされているのが凄い。ローリングが彼らを生みだした母であるなら、コロンバスは彼らを形作った父といったところでしょうか。
「ぽった~」…モノマネしたつもり…(笑)
最終話まで見てると11歳から17歳までの彼らの成長が見れるんです。キャラクターとしての成長はもちろん、役者として、人として、大人になっていく彼らもね。まるで、親戚のおじさんになった気分。エマちゃんなんか、「ノア 約束の舟
」で母になってたし。
子どもたちの大活躍ファンタジーなんですが、大人役者陣もけっこう豪華。も~書ききれないので、それは次作以降のレビューにつづく。(笑)
<覚えておきたいキーワード>
ヴォルデモート
オリバンダー
組み分け帽
グリンゴッツ銀行
ダイヤゴン横丁
透明マント
ほとんど首なしニック(サー・ニコラス)
マグル
hiroでした。
「バックドラフト 」「ジョーズ 」「バック・トゥ・ザ・フューチャー 」そして「ハリー・ポッターと賢者の石」…このラインナップ、わかる方はわかりますよね。
そう、USJ!
行ってまいりますとも。そのための予習・復習週間でした。
ええ、魔法学校に入学してまいりますとも。(笑)