TVオンエア鑑賞


なんでだろ、熱くなる!
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映画クレヨンしんちゃん

バカうまっ!B級グルメサバイバル!!


監督:橋本昌和

脚本:浦沢義雄・うえのきみこ

原作:臼井儀人

出演:矢島晶子/真柴摩利/林玉緒/一龍斎貞友/佐藤智恵/ならはしみき/藤原啓治/こおぎさとみ/玉川砂記子/辻親八/ジェーニャ/一条和矢/矢野理香/神谷浩史/早見沙織/大川透/渡辺直美/コロッケ/川越達也/中村悠一


春日部で行われている「B級グルメカーニバル」。その目玉「けんさんの焼きそば」を食べようと、親に内緒で会場に向かう「春日部防衛隊」のしんちゃん、かざま君、ネネちゃん、ボーちゃん、まさお君、それとしんちゃんの飼い犬シロ。
その頃、謎の飛行船がカーニバル会場に現れイベントをジャック。世の中のB級を排除して、A級に変えてしまうのが目的。庶民の味B級を守るために籠城したけんさんは、以前なんらかの関係にあった女性に連絡をとり、「究極のソース」を持って来るよう依頼する。
会場へ向かうしんちゃんらは、「究極のソース」の争奪戦に巻き込まれ、女性の代わりに会場へソースを運び、けんさんに届けることになる。

けんさんにソースを届けるミッション!

新作公開前のPR放送。ここのところ安定評価の本シリーズ。昨年公開の本作、未見だったので鑑賞。

さて、このシリーズ、何がいいのか。
春日部防衛隊はチームである。タイトル通りのしんちゃんのワンマンではない。5人と1匹が実に個性的。かつ、その個性が活かされている。子どもである。だから、ある部分は利己的である。身勝手でもある。大人の社会とは違う。それでも、友達である。困っていると手を差し伸べる。大人の社会も、そうありたい。一枚のビスケット。そのエピソードだけで、ジーンと来る。
家族の絡み方もいい、が、本作のピントはそこではないので、チャンスがあれば別の機会に。

子どもの考えが下敷きである。だから、行動原理もいたってシンプル。美人のお姉さんが困っているから助ける。それだけで危険を顧みない。良い子はマネをしてはいけない。

悪役キャラにもワケありな設定。憎っくき悪役に最後にしんちゃんが下すのは、怒りの制裁でも、正義の鉄槌でもない。ここも、子どもならではのシンプルさ。ここも、泣ける。

ksb22
ピンク、黄色、赤、緑、青。
…春日部防衛隊ってレンジャー色だ!

「しんちゃんの映画、意外といいよ」…そう言うのも、すでに恥ずかしい。確立された地位。新作ごとに再認識。

SEKAI NO OWARI のエンディング曲も素敵。彼らのサーカスみたいな空気感、楽しげで、ワクワクして、ほんの少しの寂しさも含んでいて、ファンである。

「クレヨンしんちゃん」、新作公開間近。こちらのエンディングはきゃりーぱみゅぱみゅ。またしてもhiroのどストライク。劇場に行くか、行かないかは…聞かないで。(笑)


hiroでした。