16本目(4月18日鑑賞)


バトルシップ


暫くミスチル・モードだったので、映画のブログは久しぶり。観てからだいぶ時間が経過したので、思い出しながら書きます!



観たい映画を観て、読みたい本を読んで、聴きたい音楽を聴く!-バトルシップ
TOHOシネマズ日劇1


お仕事午後休。夕方から飲み会。その合間に観た。実は観る前から葛藤の大きい映画だった。

予告編観た時点…観る! 即決!

公開…観る、けどコケそうな空気感も持ってる映画だなぁ。

公開日に観た友人の感想…ハードルを上げすぎたせいか、今一つだった。

その感想を聞いてから…観るには観るが、このままの状態で観ていいのかなぁ。

ということで、心の中のバトルシップ・ハードルはMAXから60%くらいまで降下。それでも派手な映画を大スクリーンで観るのが好きなので、観ることは観る。そう決めたから観る。


で、観た。
結論、観てよかった&友人のナイスアシスト!


粗い筋。ン? ふたついるかも。


ひとつめ。SF編。

ハワイで合同演習をしていた日米を主軸とする艦隊の前に宇宙から謎の物体が飛来してくる。大型宇宙船は生き物のように変形し、艦隊を襲い、ハワイから自分たちの星に信号を送信しているアンテナを占拠し、仲間を呼ぶ計画を立てる。地球の運命を託された米国海軍、日本自衛隊の二人は、異星人の謀略を阻止し、人類を守ることができるのか!?


観たい映画を観て、読みたい本を読んで、聴きたい音楽を聴く!-バトルシップ1

これが、だいたい予告編のベースになっている筋。ところがふたを開けてみると…、あら不思議!


ふたつめ。青春編。

何をやっても失敗続きで無気力な青年が、バーで見かけたブロンドの女性に恋をする。彼女は合同演習を指揮する提督の娘。厳格で優秀な軍人でもある兄の勧めで入隊するも、合同演習中の海洋上で指揮官としての資質がないと退役を言い渡される。帰港すれば首、という状況の中、強大な戦力をもって地球侵略を狙う異星人と遭遇。衝突の末に友情が芽生えた日本人艦長と優秀な部下たちの協力を得て異星人に立ち向かう主人公。人類の運命は?愛する女性を守ることができるのか?

こんな感じのほうが近いかも。こっちのほうが女性客も呼べたのではないか?


つまり、メカ好き、エイリアン好きの方が予告編を観て、嬉々として劇場に足を運ぶと悲しい結末に。わたしもそうなりかけた。そこで先ほどの友人の助言が生きた。ちょっと不安を押し隠しながら、「大丈夫かな」くらいの気持ちで挑んだほうが、いい結果が出そうな気がする。

世界侵略:ロサンゼルス決戦」が好きな人なら満足できると思う。「アルマゲドン」とか「トランスフォーマー」シリーズの好きな女性もセーフかな。


観たい映画を観て、読みたい本を読んで、聴きたい音楽を聴く!-バトルシップ2

これだけの大物が海上で暴れても揺れないボート。

US海軍の技術おそるべし(笑)

突っ込みどころは満載。

寛容なココロで臨みましょう。


それと、ハスブロ。権利商売で「トランスフォーマー」「GIジョー」といった玩具のコンテンツの権利を取って、映画化、関連商品の売り上げでもって成功を収めた、ちょっと胡散臭い会社。この作品も「バトルシップ」というボードゲームがベース。「金もうけのための映画かよ」と突っ込みを入れたくなる。が、エンターテイメントとは商業主義の一角をになう産業である。ならば、金もうけを目指すのは自然なことではないのか。面白くなければ観なければいいので。これは、面白かったので可。


エンターテイメントとしてのこだわりなのか、なぜかヒロインはブロンド+グラマラス+濃厚な露出。しかもセレブ。こういうキャラにすると客ウケがいいとか、統計でもあるんですかね。だって、トランスフォーマーと一緒ですもん。男って単純だから。


トピックス

テイラー・キッチュ…「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」ですか? 出てた? あんまりちゃんと観てなかったかな。でも、こっちがユニバーサル映画100周年でしょ。で、同日公開の「ジョン・カーター」も主演。こちらもディズニーの何周年だかでしょ。なんか強い運でも持ってるのかな。

浅野忠信…拍手。この人なくしては「バトルシップ」は成り立たない。そのくらい重要な役。「浅野が出てんだって」って観に行ったマーベルのアクション大作「マイティー・ソー」。出てたけどサ。出てるだけジャン。そこからまあ、よくぞここまで。足場って大切なのかね。これから仕事、増えるよ。

リーアム・ニーソン…こちらもキッチュ同様、同じタイミングで公開の「タイタンの逆襲」に出演。案外、重なるもんですね。「タイタン…」はまだ観てませんが、こっちの役どころはそれほど重要度は高くないです。最高の見せ場は最後の「NO」ですかね。

リアーナ…歌姫なんでしょ。ごめんなさい。聴いたことありません。が、いいですねこの人。「ワイルド・スピード」シリーズ、「アバター」「世界侵略:ロサンゼルス決戦」のミシェル・ロドリゲスみたいなキャラ。歌姫が叫ぶ。声をからして叫ぶ。喉よ裂けよとばかりに。一生懸命さが伝わりました。歌、聴きたくなる。


観たい映画を観て、読みたい本を読んで、聴きたい音楽を聴く!-バトルシップ3

歌姫の叫び。感動モンです。


とんでもない日本人表現されたりすることが多いハリウッド。いやあ、この監督、ん、ピーター・バーグさんですか? ありがとう。今年観た映画の中でも上位に残ると思います。それだけ派手に楽しい映画です。

エンドクレジットが流れても最後まで帰らないでね。一番最後にちょっとした…いや、たいしたことないか。やっぱいいです。用事のある方は気兼ねせず帰っちゃってください。



アドバイスをくれたもっちさんに感謝。

kitacoさん、パクリがあったらごめんなさい。



公式サイト


hiroでした。