日々感じることは宝物✨日常きらめきノート


hirokoです。



12月3日の夕方。
めずらしく弟からメールが入っていた。

気づいたのは私の帰宅後1時間くらい経ってから時計

父が救急車で搬送され、そのまま入院になるという内容ガーン

弟に電話して状況を確認。
私も病院へアセアセ

いつか来るだろうと思っていたその日がついに来てしまったなという感じ悲しい


祖父母や今までの親戚の状況から、父方は脳疾患系、母方は癌の家系だなと思っていた。


父方の祖父がまだ健在だったある日、父に
「ついに来てしまった」という内容の言葉を言ったという話を聞いていた。

祖父も脳疾患だったので、その症状が初めて出た時に祖父が言った言葉だったようだ。


搬送されたのは土曜日の夕方。
病院の当直医から説明を受けしばらく待機。


処置が終わり、処置室から病棟へ移動する父に付き添い病棟へ。


久しぶりに父の姿と顔を見たのはベッドに横たわっている父の姿。


そんな状況でも看護師さんや私たち家族に
「迷惑をかけるな〜」と言葉を発する父。

少しハッキリしないけど言葉を発することができていて意識もある父の姿にホッとした。


私の親で大人だけど、ベッドに横たわるその姿は何だかまるで子どものように見え、

私たちを見つめる目は何十年と使っているにも関わらず、とても澄んでいるように見えた。


この父の姿が私の目に焼き付いていて、このあと数日は思い出す度に泣きそうになってしまった。


そして、今でもあの時の父の澄んだ目がとても印象に残っている。



誰にでもいつか必ず訪れるこの世での死。


その時が近づくにつれて、人は大人の姿のまま赤ちゃんの頃の純粋さを取り戻すのかもしれない。


父の澄んだ目を見てそう強く感じた。



今回、本当に父は運が良かったのだろう。

幸い来週には退院できそうだとの事で少しホッとした。



いつか来るだろうと思っていたその日に感じたことをここに書き留めておく。


ではまた。