「人に愛されたことがないから、人を大切にするっていうことが分からないんだよ」
話題に出たその人のことを、ある人は私にこう言った。
その人の人に対する態度や言動を見ていて、
愛情不足なんじゃないかなぁと、何となく
そんな風に感じていた私。
私と同じように見えている人がいたんだな。
昔の私なら、その人のことはただの圧力的な
嫌な人だとしか見えなかっただろう。
今でも好きとは言えないし、人間的に全く憧れもしないけど、今の私には愛を知らない気の毒な人なんだなぁという視点が加わっている。
でも、私は昔から愛って何なのか分からないな〜と思うし今でも分からないって思う
目には見えないし、一言で説明もできないモノだしね
特別に愛された記憶がある訳ではないけど、それでも私は自分と接する人には丁寧に接したいと思うし、その人の気持ちも大切にしたいと思う。
多分、今そう思うことができている私の根底には、両親がいて祖父母がいて妹弟がいた私が育ってきた家庭環境があるんだと思う。
記憶には無くても、きっと私はたくさん与えてもらって育ってきたんだろうな
愛とは目には見えないモノだけど、
たくさん与えてもらっていたら
知らないうちにその人の中で育って
時が来たら自然に芽吹いて
そして自然に与えていくような
そんなモノなのかもしれないなと思う
愛が循環するようなそんな世界って、きっと皆が尊重し合えて幸せなのかな
もしかしたら、愛とは人として一番大切な根底を成すものなのかもしれないとそんな風に感じている私なのでした
ではまた。