『パラサイト・半地下の家族』

封切りされてからグズグズしてるうちに、コロナウイルス大暴れ→映画館自粛休館→新作映画の延期→思いがけず上映延長!

・・・で、駆け込み鑑賞できました!

鑑賞後購入したパンフレットをめくってみると…

ポン・ジュノ監督からのお願い

1ページ全て使って

      ネタバレしないで下さい!


予告編も非常にコンパクトだったし、先に観に行っていた友人からも余計な情報入れずに観に行きました^ ^





一家全員失業中、目指すは高台の豪邸。

そこは、最高の就職先(パラサイト)ーー!?


度々事業に失敗、計画性はゼロだけど、楽天的なお父さん。

そんな夫に手荒く喝を入れるけど、家族を愛するお母さん。

大学受験に失敗し続けている、ある意味『受験のプロ』な息子。

美大を目指しスキルはピカイチ、だけど予備校に通う余裕のない娘。

宅配ピザのボックスの組み立て内職で日々を繋ぐキム一家の住まいは陽の当たらない半地下住宅。

水圧が弱い為、トイレが家の1番高い位置に鎮座して、路上で散布される消毒剤が入り込み部屋中モクモク。

家族全員、ただただ "普通の暮らし" がしたい訳で。

息子のギウはエリート大学生の友人から代役を頼まれて、IT企業の社長宅の娘の家庭教師に。(大学在学証明書は偽装!)

ついでに社長宅の末っ子の美術家庭教師として妹のギジョンを送り込む事に成功!
(兄同様、経歴詐称さらに兄ギウの大学の後輩設定)

そして次に   ○*%☆✖️注意ドクロ

さらに何故ー?!○*%☆✖️€注意ドクロ

ハラハラ・ドキドキなんて言い回しでは生温い。

貼られた伏線、見逃すものか👀""なんて思っていたけど、そんな余裕なし。


格差社会がベースになっていますが、
映画の感想、切ない…じゃないな。

なんともやるせない映画でした。。。

監督はこの作品について、

彼らは始めから寄生虫であった訳ではありません。
彼らは私達の隣人で、友人で、同僚だったのにも関わらず、絶望の端に押しやられてしまっただけです。
回避不能な出来事に陥っていく、普通の人々を描いたこの映画は
「道化師のいないコメディ」
「悪役のいない悲劇」であると。

やっぱり、しみじみとやるせない映画なのです。




本日大雨のちの晴れ模様

ラッキー散歩に出かけましたあしあとあしあと

柴犬×2
チワワ×2
ダックス×1

に出会いましたが、何故か今日は誰も遊んでくれず…もやもや

ジェニ、不完全燃焼みたいです。