{E1837EDF-7794-4121-841B-E2DE56C21125}

久ーーしぶりに、映画館で映画観賞。

さて、今回観た映画のタイトル、

【곡성 哭聲】 




韓国映画で、原題コクソン。

邦題で哭声 こくせい・・・泣き叫ぶ声  


ネタバレありですが、みんながこぞって観に行く映画じゃないと思いますので💦


あらすじはと言いますと


韓国な山間にあるのどかな村、事件らしい事件もないこののんびりとした村で、村人による自分の家族を惨殺する事件が多発!


いずれの事件も容疑者は目が濁り、全身に発疹、正気を失った廃人状態で殺害現場で発見される。

事件を担当する事になった村の警官ジョングは、いつの頃から村の山奥に住み着いたよそ者の

不気味な噂を聞き、その男が事件に関係があるのでは?と疑い始め捜査を始める。


そんな中、自分の幼い娘にも事件の犯人と同じ発疹を見つけ、仲間と共によそ者を追い詰めて行くのだが…。


って内容なので、連続殺人を追うミステリーサスペンスかと思いきや、オカルティックなホラーで、感染パニックもの?

そこにキリスト教の話や、シャーマン(祈祷師)まで入り込んできて、なんだか闇鍋状態です。


監督、詰め込み過ぎでは❓


{DCFD0916-D422-4813-B309-5E479230AD08}

主人公の警官ジョング。
かなりのポッチャリさんで、緊迫感ゼロ…しかも、滅多に起きない大事件の現場召集の連絡後にも、朝ごはんをキチンと済ませてから出かけるのんびり気質💧

しかし、自分の娘に犯人と同じ様な発疹を見つけ、独自に犯人を追い詰めて行くのですが…。

閉鎖的な村に闖入してきた【よそ者】に対する村人達の有る事無い事の噂話、先入観、排他精神。
確たる証拠なんて全く無いのに、それらの事に翻弄されまくり、さらには悪夢と現実との境目も曖昧になり、迷走に迷走を重ねて、終いには暴走してしまうジョング💧

警察の発表した、
幻覚性毒キノコが加工食品に混入した事による、精神錯乱の殺人事件。

には、耳も貸さず、疑心暗鬼に支配され【よそ者】を執拗に追うギョング。

情けないぞジョング
しっかりしてジョング

…と思いつつ、観ている私も
「最強黒幕はこいつだ!」
とか
「ふふん、コレが動かぬ証拠ね!」
なーんて思い始めると、

えーっ❓
なんであなたが❓
あっ勘違い❓
なんでよぅ❓

と、延々ループの無間地獄…。

結局人間、溢れる情報に踊らされて、都合良く自分の見たい様に、信じたい様にしか認識する事ができず、本質を見極める事ができないまま、時に最悪な事態を招いちゃうんだよー
って言う監督からのメッセージなんでしょうか?

結局、事件は解決しきれず、ジョング一家には優しい風は吹かず💧

でも、警察の任務を遥か彼方に投げ捨て、娘にの為に死力を尽くしたギョング父さんには、ちょっと泣けたわ。

監督ーっ !
結構意地が悪いわね…。

2時間半の映画でしたが、時間の長さは特に気にならず。

韓流ブームも過ぎ去った今日この頃、観客数名だったらどーしよー、ちょい怖そうだしなーショックなうさぎ
なーんて考えながら出かけたんですが、結構な客入りてびっくりでしたカナヘイびっくり

しかも、錦糸町楽天地シネマなるしぶ〜い映画館だったんだけど。
シネマート新宿は、満員御礼だったみたいで、これまたびっくりでした。

{0DA472CD-30E9-415E-9C61-E226B6F2C3B2}

この映画で國村隼さん、韓国の青龍映画祭で、男優助演賞&人気スター賞の二冠獲得した様ですね❗️

劇中で國村隼さん、CGで悪魔憑きの異形の者(村人の幻覚?)になるんですけど…

CG無しの方が、個人的には怖かったです。

この映画、オススメか❓と問われると…

私の答えも❓なんですー。

でもコクソン観た人達と、鑑賞後の謎解き答え合わせをしたい感じですね〜。


大きいスクリーンで観る映画はやっぱり良いわぁ❤︎


今回グロ場面が結構多かったので、

あんぐりうさぎあんぐりうさぎあんぐりうさぎ

でしたけど💧