久ーーしぶりに、映画館で映画観賞。
さて、今回観た映画のタイトル、
【곡성 哭聲】
韓国映画で、原題コクソン。
邦題で哭声 こくせい・・・泣き叫ぶ声
ネタバレありですが、みんながこぞって観に行く映画じゃないと思いますので💦
あらすじはと言いますと
韓国な山間にあるのどかな村、事件らしい事件もないこののんびりとした村で、村人による自分の家族を惨殺する事件が多発!
いずれの事件も容疑者は目が濁り、全身に発疹、正気を失った廃人状態で殺害現場で発見される。
事件を担当する事になった村の警官ジョングは、いつの頃から村の山奥に住み着いたよそ者の
不気味な噂を聞き、その男が事件に関係があるのでは?と疑い始め捜査を始める。
そんな中、自分の幼い娘にも事件の犯人と同じ発疹を見つけ、仲間と共によそ者を追い詰めて行くのだが…。
って内容なので、連続殺人を追うミステリーサスペンスかと思いきや、オカルティックなホラーで、感染パニックもの?
そこにキリスト教の話や、シャーマン(祈祷師)まで入り込んできて、なんだか闇鍋状態です。
監督、詰め込み過ぎでは❓
主人公の警官ジョング。
かなりのポッチャリさんで、緊迫感ゼロ…しかも、滅多に起きない大事件の現場召集の連絡後にも、朝ごはんをキチンと済ませてから出かけるのんびり気質💧
しかし、自分の娘に犯人と同じ様な発疹を見つけ、独自に犯人を追い詰めて行くのですが…。
閉鎖的な村に闖入してきた【よそ者】に対する村人達の有る事無い事の噂話、先入観、排他精神。
確たる証拠なんて全く無いのに、それらの事に翻弄されまくり、さらには悪夢と現実との境目も曖昧になり、迷走に迷走を重ねて、終いには暴走してしまうジョング💧
警察の発表した、
幻覚性毒キノコが加工食品に混入した事による、精神錯乱の殺人事件。
には、耳も貸さず、疑心暗鬼に支配され【よそ者】を執拗に追うギョング。
情けないぞジョング
しっかりしてジョング
…と思いつつ、観ている私も
「最強黒幕はこいつだ!」
とか
「ふふん、コレが動かぬ証拠ね!」
なーんて思い始めると、
えーっ❓
なんであなたが❓
あっ勘違い❓
なんでよぅ❓
と、延々ループの無間地獄…。
結局人間、溢れる情報に踊らされて、都合良く自分の見たい様に、信じたい様にしか認識する事ができず、本質を見極める事ができないまま、時に最悪な事態を招いちゃうんだよー
って言う監督からのメッセージなんでしょうか?
結局、事件は解決しきれず、ジョング一家には優しい風は吹かず💧
でも、警察の任務を遥か彼方に投げ捨て、娘にの為に死力を尽くしたギョング父さんには、ちょっと泣けたわ。
監督ーっ !
結構意地が悪いわね…。
2時間半の映画でしたが、時間の長さは特に気にならず。
韓流ブームも過ぎ去った今日この頃、観客数名だったらどーしよー、ちょい怖そうだしなー![ショックなうさぎ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/limited/010.png)
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なーんて考えながら出かけたんですが、結構な客入りてびっくりでした![カナヘイびっくり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/limited/012.png)
![カナヘイびっくり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/limited/012.png)
しかも、錦糸町楽天地シネマなるしぶ〜い映画館だったんだけど。
シネマート新宿は、満員御礼だったみたいで、これまたびっくりでした。
劇中で國村隼さん、CGで悪魔憑きの異形の者(村人の幻覚?)になるんですけど…
CG無しの方が、個人的には怖かったです。
この映画、オススメか❓と問われると…
私の答えも❓なんですー。
でもコクソン観た人達と、鑑賞後の謎解き答え合わせをしたい感じですね〜。
大きいスクリーンで観る映画はやっぱり良いわぁ❤︎
今回グロ場面が結構多かったので、
でしたけど💧