復活の坊・・・何やら勇ましいタイトルですが、今月の初めに坊が発作を起こしました。

深夜3時近くだったので、時間外の病院にも間に合わず…。

翌朝1番で病院に駆け込み診てもらったのですが、心臓病がかなり進んでしまっていて、肺水腫にもなっていました。

以前から気管支の調子が悪く、咳き込む事があったのですが、今回明らかに咳の仕方が違ったんですね。

小さな咳が途切れなく続いて、みるみるうちに呼吸が荒くなり、横になって眠れないほど苦しそうにハァハァし始めて・・・。

翌朝の検査の結果、『僧帽弁閉鎖不全症』と診断されました。



どんな病気かと言うと・・・



心臓内の僧帽弁が上手く閉じなくなる。
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僧帽弁が上手く閉じないと、左心室から左心房に血液が逆流するようになる。
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血液が逆流するようになると、全身に送り出される血液が少なくなる。
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全身に送り出される血液が減ったのをカバーしようと、心臓はいつもより頑張り始める。
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頑張り続けている心臓に負担がかかり、次第に弱っていく。
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限界に達して、血液を充分に送れなくなった状態を心不全。

ここで、逆流して心臓内に溜まった血液の水分が肺に溜まる状態が肺水腫。
ここまで来ると、呼吸困難になるそうです。

小型犬の老犬に多い病気だという事です。

坊も10歳過ぎた頃から年に一度検査していて、半年前のレントゲン検査も 少し心臓が大きくなってきてますね。様子みましょう。

だったのですが、それから半年間でだいぶ悪くなっていた様です。

発作が起きた日も、朝晩ご飯を平らげ、散歩にも出かけたので、情けない事に全く気がつかなかったんですよね・・・。

症状が落ち着くまでの事、またアップしてみます。