山口小夜子『未来を着る人』を観に東京都現代美術館に行って来ました❗️

山口小夜子さんと言えば、70年代彗星の如く現れた、アジア人モデルとして初めてパリコレ出演したモデルです。




白い陶器の様な肌に、真紅の唇、アイラインで強調した切れ長の妖艶な瞳。
そしてその瞳の上で切り揃えられた、漆黒のおかっぱヘアが印象的です。

山本寛斎、三宅一生、高田賢三ら日本人デザイナーが世界に進出して行くのとほぼ同時期に、新しい時代のミューズとして熱烈に受け入れられていったようです。

SAYOKOモデルのマネキンがバーニーズやハロッズをはじめ世界のショーウィンドウを飾ったと言われているからこれまた驚き❗️

会場に入ってすぐ
『Who is Sayoko Yamaguchi ?』
山口小夜子とは誰か?
…というパネルがあり、グラフィックデザイナーの方が次のように評しています。

小夜子は、日本的すぎるくせに国境のない女に見える。

古典的でいながら現代的である。

美人のようでもあるし、不美人のようでもある。

色気もあるが、冷たくもある。

ほぉーまさに、まさに❗️
なんだかエラく感激してしまいました。

祖母の家が化粧品店なので、ポスターや、カレンダー、花椿の会報誌などで子供の頃から山口小夜子の姿を見る機会が多かったのですが…
美人なのかな❓ うーんわかんない❓
…でも…なんだか…ずっと見ていたいかも。
と小さな私は思っていたわけなのです。

山口小夜子さんは、自分のことを
『ウェアリスト』着る人 と言っていたそうですね。



こちら我が家の『反ウェアリスト』
服は要らん❗️と申しております💧

山口小夜子 『未来を着る人』
東京都現代美術館で今月28日まで開催です。

パリコレ出演の動画、資生堂のポスターや数々の秘蔵写真、SAYOKOモデルモデルマネキンも展示してありましたよ。
興味のある方は是非❗️