夕暮れ時の涼しい風が吹き抜ける中、最終バスが狭隘路の続く山奥の集落をゆっくりと進んでいきます。
1日1往復だけ運行されていた「板井川」での折り返し風景。
わずか8分ほどの短い路線でしたが、土日も変わらず廃止まで運行されていました。このときも1人乗車していたので、固定利用者がいたのかもしれません。
現在は更地になっていますが、以前は車庫のような建物が存在していたようです。
そう考えると、かつてはここで夜間滞泊が行われていた可能性もありそうです。
ヘアピンカーブを抜けて、黄金色の稲穂が広がる波田地区へと下っていきます。
「下波田」のバス停はなぜかボロボロの状態でした。経年劣化?
シンプルに「匹見上」とだけ表示された行先が、のどかな風景によく似合います。
背景に見える国道から外れると、そこはガードレールもない一車線の旧道。川沿いの細道を、バスが慎重に進んでいきます。
『都茂島山八幡宮』の立派な門前を走ります。
この神社では、25年ごとに『式年大祭』が行われているそうで、2024年には第44回が開催されたとのこと。単純計算では、およそ1100年もの歴史があることになります。
もっとも、創建は1030年頃とも言われているため、どこかで数え方に違いがあるのかもしれません。