１９８５・米　　　　　★★★★☆(4.1)

監督：ダン・オバノン

出演：クルー・ギャラガー　ジェームズ・カレン　ドン・カルファ　トム・マシューズ

「エイリアン」の生みの親として同作の原案と脚本を務めたD・オバノンが初監督を

果たしたコミカルゾンビホラー。

ゾンビ映画の原点となった「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド／ゾンビの誕生」が

実際の事件をもとにしていたという設定で、その原因を作った化学兵器が時を経て流出

新たなゾンビパニックを巻き起こしていく。

「オバタリアン」等の言葉も生み出した本作オリジナル。見直して見ると良く出来ている。

思わず興奮して良い得点を。U-NEXT。

アメリカ・ケンタッキー州ルイビル。

ユニーダ医療会社で働く事となったフレディ。

先輩社員のフランクから、軍の移送ミスによって会社の倉庫にゾンビが

保管されている事を教えて貰う。

２人がそのゾンビの入った容器を叩いてみたところ、そこから突然ガスが噴き出した。

ガスは「死体を蘇らせてゾンビ化させる」という物質「トライオキシン２４５」だったため、

倉庫に保管されていた死体等がゾンビとなってしまう。

驚き困り果てたフレディとフランクは社長のバートを呼んで、３人がかりで

どうにかゾンビを取り押さえる。

映画では頭を撃ったら死ぬ事を覚えていた為に首を切断したが、死なずに動き回っている。

バートはゾンビを秘密裏に処理しようと、近所で葬儀屋を営む友人のアーニーの元へ

切り刻んだゾンビを持ち込み、焼却する事にした。

しかし、煙突から立ち昇った煙は雨雲を呼び、近くの墓地に染み込んだ雨水は

死体を次々とゾンビにしていく。

そして、ガスを浴びたフレディとフランクも…。

動画はあるのですが、オチ迄写っているので止めました。

彼らはフレディの友達で、働き出したフレディーを冷かそうとやってきたが

終業時間まで時間があるので、隣にある墓地で遊んで時間を潰そうと…。

雨が降って来たリ、墓からゾンビが這い出てきたので、皆バラバラに逃げるのだが…。

フレディの彼女はフレディの事を最後まで諦めずに抱いていたが…。

(泣いているのか笑っているのか、分からない声で泣くのが鼻についたが…)

流石死体に慣れているアーニーは頼りになるが…。

後の黒人の男子のリアクションが面白い。ビビりなのに、スグ殺そうとする。

(どうやっても死なない事を知っているもんね～)　

バタリアン達は「脳みそ喰いてぇ～」と襲って来る。

次々と呼ばれるパトカーも、救急車も皆ゾンビの餌食。

さてさて、どうすんねん。

収拾のつかないこの事態にもう諦めて脳みそを食われるのか？

＜ご陽気に墓地で裸になって踊っていたら…＞

エロ有り～のグロ有り～の、しかも原因もハッキリしているし、オリジナルは

こんなにちゃんとした作品だったんだ。

そして、こんな結末どうよ。見事と言う他ないし！

コメディーホラー作品なので、怖さは其処までないし、ゾンビ達も何気にギャグかましてるし。

これだから、やめられないだね。

だが、続く作品達は…？皆まで言うなと言う奴か…。

「バタリアンリターンズ」(結局この作品しか記事にしてなかった。どうやら３らしい)

後のは見たけれど、記事にしていないって事は…。私ももう見ないぜ。

でもオリジナルはかなり良く出来た作品で御座いました。

(中坊達が皆で笑って観る作品だと…。でも大人が見てもオリジナルは見れる作品)

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