２０１５・韓国　　　　　★★☆☆☆(2.8)

監督：ホ・ジョンホ

出演：イ・ソンギュン　キム・ゴウン　イム・ウォニ　チャン・ヒョンソン

犯行現場から消えた遺体。

謎多き事件を調査中、エリート弁護士が踏み入れてしまった危険な罠とは…。

主人公の弁護士に扮するのは、イ・ソンギュン。

長身でイケメンなルックスを存分にいかし、パリっと着こなしたスーツ、

足もとはスニーカー、背中にはバックパックといういで立ちで、自信漲る弁護士役を

スタイリッシュに軽やかに演じ、新たな魅力を放つ。

追悼でもないのだけれど、前々から見なきゃと思っていた作品。U-NEXT。

大手法律事務所のエースとして、１００％の確率で裁判に勝訴してきた

弁護士ビョン・ホソン。

薬の副作用を巡る裁判でも、その巧みな話術で製薬会社を見事勝訴へ導いた。

その手腕を見込んだ製薬会社会長から、次なる弁護依頼が入る。

それは、女子大生殺害の容疑をかけられた彼の運転手の弁護だった…。

犯行現場には大量の血痕があるものの遺体が行方不明な上に、

被告人を目撃した証人も存在していた。

この圧倒的に不利な裁判に勝つ為、ビョンはある証拠と偽りの証言を用意。

しかし裁判の最終日、それまで無実を訴えていた被告人の言葉で事態が一変する。

「私が殺しました…。」と…。

シリアスな作品かと思いきや、コミカル要素の強い弁護士のお話。

１００戦錬磨ではあるけれど、金には一寸弱い敏腕弁護士のビョン。

その腕を見込まれて、新たな依頼が…。

会長の運転手が恋人と連絡が付かなくなった為に、慌てて家に行ったら

血の海だったが、遺体はない…。

彼は落ちていた包丁を触ってしまい、犯人にされてしまう。

ビョンが話を聞きに行くと「やってません」と強く言う。

その言葉を信じて、徹底的に調べ捲るビョン。

確かに、彼が彼女の家に到着した時には、事が起こった後だったと考えられ

証拠も押さえた…。

これで全てをひっくり返して…と思った矢先「私が殺しました」と自供してしまう…。

どう考えても彼はやってない…、なのに自供を…？

引っかかりを覚えながらも、裁判は終了してしまう。が…。

見事などんでんが待っとりますが、其処までに行くのに少々くどさを感じる。

もう少し、そぎ落としても最後のどんでんは楽しめるのでは？

８年も前の作品だが、ドラマによく登場する面白担当の「イム・ウォニ」氏が

ビョンの右腕なのだが、痩せていて横顔のUPを見て、メッサ男前と一瞬思ってしまった。

(ごめんなさい。タイプ的にチョッとゴメンな人)

ビョンも敏腕弁護士のわりに軽いキャラで、驚く。(でも、声は低音イケボ)

もう一つ、これは流石に無理やんと言うのは、この案件の担当検事がビョンが

「小粒」と呼ぶ「キム・ゴウン」氏。(幾ら新人検事の役処でも、一寸若すぎるよな)

しかも、この２人以前に何かあったみたいな関係…。知らんけど、そんな雰囲気。

無理過ぎるわぁ～、特にゴウン氏は幼い面持ちなので。

これはミスキャストだなぁ～。(演技が悪いとかではなくって、どう見てもJKだっせ)

未公開作品も納得だが、このどんでんはなかなか面白いので、騙されたと思って

見てみたら…。

もう、居ないんだなぁ～とコミカルな部分を見ると余計に思えて…。

本当に残念でなりません。(泣きそうになるので敢えて感情的にならずに書いてみた)

合掌。

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