１９８７・香港　　　　　★★☆☆☆(2.7)

監督：スタンリー・クワン

出演：レスリー・チャン　アニタ・ムイ　アレックス・マン　エミリー・チュウ

ジャッキー・チェンが製作を務めたファンタジックなラブストーリー。

霊になって現世をさまよう遊女をアニタ・ムイが妖しく演じ、香港電影金像奨等、

数々の女優賞に輝いた。

レスリー・チャンの退廃的な魅力も光る。

前にも見たが記事にしていなかったし、で再見する事に。U-NEXT。

１９３０年代の香港。

遊郭の美しき遊女ユーファは、裕福な商家の子息チャンと恋に落ちる。

やがて結婚を考える様になるが、家柄の違いから両親が認めるはずもなく、

思いつめた２人は「あの世で会おう」と約束して心中を図る。

それから５０年後。

新聞記者ユンの前にユーファが幽霊となって現れ、あの世で再会出来なかった

チャンを見つける為に尋ね人広告を出してほしいと頼む。

ユーファに同情したユンは、恋人のチョーと共にチャンの消息を追うのを手伝うが…。

レスリー様を１度も素敵だとは思った事がない私。結構、出演作は見ていると思うが。

でも、本作のダメダメボンボン野郎が、京劇の化粧を施したら…。

やっぱ、元が良いから、メサメサ綺麗じゃん。(このシーンで皆が惚れる筈だわと納得)　　　　　　　　　　　

でも性格には化粧は出来ませんので…、残念！(あくまでも役の上ですよ)

そんな事は置いておいて…。

新聞社に広告を出したいと女が訪ねて来る。

受け付けたのはユンは、ごく普通に受け付ける。

が、自宅の帰ろうとすると、付いてきた様にユーファが現れる。

最初は「良く出会うな？」位だったけれど、最後には、自分の身分を証し家に泊めてくれと。

普通に「うんうん」と聞いていたが、もうあれから５０年が経つのねと言われた時に

彼女は幽霊だと気付く。

一緒に暮らしている恋人のチョーの方がユーファに同情し、チャン探しを手伝うのだが…。

２人はロマンティックなユーファの話に同情し、自分達に当てはめてみる。　　　　　　　　　

「私の為に死ねる？」「君は？」…。「無理だわ」「僕も」って、そうだよね～。

時代が違うからって、思うのかな。色々なユーファに対する思いがあると思われるが。

一途な愛に憧れます？思い続けて、待ち続けて早５０年。

愛情は別の物に変わらないのかな…。(ホラー的な考え)

ユーファの愛は純粋なままでした。(安心して下さい！)

出会った頃はユーファの方が、じらせていたのに。

何時の間にかに…。愛は盲目なのね。

次男のチャンが、兄が亡くなった為に家を継ぐことに…。もし、兄が生きていたら…。

なんて、考えるのはナンセンスなのかね。でも、思わずにはいられない。

そしてラストはどういう風に取りましょうか？私は…。

まぁ、本作のレスリー様も役が「アホボン」過ぎて嫌で御座った。どんまい。

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ルージュ(未)