２０２３・邦画　　　　　★★★☆☆(3.1)

監督：飯塚健

出演：中村倫也　伊藤沙莉　日村勇紀　柄本時生　関めぐみ

中村倫也が主演を務めるSFコメディー。

２３年に渡って、ある一家の次男に成り済ましていた宇宙人に、地球を離れる日が訪れる。

メガホンを取るのは飯塚健。

伊藤沙莉、日村勇紀、柄本時生らが出演する。(シネマトゥデイより抜粋)

今日は一発コメディでも…と。ドラマがキツイのをいってるので。新作で見放題。

アザ～す、Amazonプライム。

人間の生態を調査しに土星から来た宇宙人「トロ・ピカル」。

真田家の四兄妹の「次男・日出男」として暮らしていた。

兄弟の親代わりで、女性とは無縁の長男・夢二、DVの彼氏から離れられない長女・想乃

高校時代の同級生から復讐される三男・詩文。

　　　　　　　　　　　　　
喧嘩もするが助け合う兄弟達。

家族というものが分からない日出男は、夢二から教えて貰う。
「……兄ちゃん、家族って何？」「自分よりも、大切なものがあるってこと。」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
毎日一緒にご飯を食べ、働き、慌ただしい日々の中、地球を離れる日が

ドンドン近づいてきてしまう…。

　　　
日出男に残された時間は、あと３日間。

人間として「やり残した事」への日出男の奮闘が、今始まるのだが…。

中村さんが土星人なんだとカミングアウトしても、何故か受け入れ仕舞う私。

(スマヌファンのお方。私も「凪のお暇」で良いやんと良さが少し分かった新参者故)

突拍子もない本作、ドタバタお馬鹿コメディと思いきや、不覚にもホロっと来てしまった。

勿論大好きな伊藤さんが出てるのもあるけれど、兄弟４人とも好きな人なんだわ。

ストーリーは土星から１年の期間(土星時間)で家族とはを調査しに来た「トロ・ピカル」。

地球時間では２３年と言う事だったが、それもあっという間に過ぎ去り残す所後３日。

土星が生まれ故郷だから、帰るのは当然だと思っているピカルは浮かない顔。

余りにも楽し過ぎて帰るのが嫌かと思いきや…。地球人を１人連れて帰らねばならない。

きっと土星に行ったら、２度と帰って来れないし、当然家族ともこれが最後の別れに。

さてさて、誰を連れて行くべきか？３日なんてあッちゅ～間、どうするんだ？日出男。

誰が良いって、長男役の「日村勇紀」氏。この人芝居が上手いと何時も思う。

しかも、しっかり長男で家族思いで、いい奴この上ない。婚活は上手く行かないけど。

兄弟も親から残されて無理やり継いだ焼き肉店以外は、派手なトレンディーな職に

付いてない所もなんか良いのよね～。

この兄弟地道に毎日を生きてるって感じで、応援したくなる。

勿論、荒唐無稽なお話ではあるが、何故か「ナイナイ」と１度も思わなかったし。

まぁ、ラストはそうでしょな…な終わり方でしたが。

これ舞台でもやれるんじゃね？と言う感じです。

まぁ、キャストが命の作品だと思うけれどね。

と言う私の感想ですが、貴方様には当てはまるかしらん？如何でしょ。

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