2013・邦画 ★★☆☆☆(2.7)
監督:佐々部清
出演:吹石一恵 吉田羊 徳永えり 津田寛治 市毛良枝
鹿児島で和菓子店を営む一家を舞台に、経営不振の店を再建すべく3姉妹が
奮起する姿を描いたホームコメディー。
大型ショッピングセンターの台頭に悩む商店街で、3姉妹が店の立て直しに奮闘しながら
家族のあり方を見つめ直す姿をつづる。
3姉妹には、次女に吹石一恵、長女に吉田羊、三女に徳永えりがふんし、
津田寛治や市毛良枝が共演。
監督は、佐々部清。
現代の世相を織り込みながら描かれる、互いに協力し合う家族の姿や
人々の温かさ、地域の祭りの様子など今も昔も変わらない人間模様に感動する。
(シネマトゥデイより抜粋)
気付かず見たのだが、10年以上も前の作品。こんなにほのぼのそうな作品なのに。
ご当地作品でもある。Amazonプライム。
鹿児島のさびれた商店街にある、傾きかけた家族経営の和菓子店「とら屋」。
ある日、離婚を決意した次女が東京から戻ってくる。
娘の離婚話にも母は動じる様子を見せない。
それもそのはず、母自身も2度の離婚を経験し、別れた前夫であり、
次女の義父でもある有馬は今も菓子職人として店で働いている。
おまけに長女は出戻りで、三女も結婚直前に婚約破棄した過去がある。
そんな中、とら屋は書き入れ時の六月燈を控え、臨戦態勢に…。
次女を追って東京からやって来た、夫の徹にも手伝わせ、新作和菓子に
起死回生の望みを託して一丸となるとら屋の面々だったが…。
<鹿児島弁は福岡とか熊本とも又違う。誰が話していても西郷さんを思い出す?>
但し「おいどん」と言う方には出会った事が無い…。
まぁ、兎に角方言は大好きなので…。まぁ雰囲気は分るが、正確な鹿児島弁かは定かでない。
吉田羊様が福岡出身以外は、皆他府県なのに、台詞には苦労したのだろうか?
津田さんなんか、素晴らしかったが。
<ほのぼの一家に見えて、ややこしい家族構成>
予告が流れて、良妻賢母の鏡みたいなか―ちゃん役が殆どの市毛さんが「バツ2」。
えぇ~、それだけで見たと言う、単純な私。
市毛か―ちゃんが中心で、3人娘の全ての実母。
今一緒に和菓子屋をやっているのが2人目の元夫。
(離婚したが和菓子屋は一緒にやっている。元夫もそれで満足してる)
で、この2人の子供が3女。(結婚直前に婚約破棄の上に今は不倫中)
長女と次女は前の夫の子供。
離婚した時に長女はか―ちゃんが、次女は父親が引き取った。
だが、13年前に父親が亡くなり、次女も一時期はか―ちゃんの所に居たが…。
(なので次女は鹿児島弁があまり分からず、どういう意味?と聞いたりする)
長女も「バツ1」の出戻り。
そして、今次女が離婚すると実家に戻って来た。
理由は兎も角「離婚」と言うキーワードに理解或る一家なのだ。
其処へ、離婚したくないと実家に追いかけて来た津田さんは鹿児島出身の設定。
(ラサール高校から早稲田とラサール石井氏と同じと説明する)
こんな田舎で町内会もうるさい所なら、体裁を考えて離婚しない方向へと家族も考え直せ
とか、言うのが普通なのだが、今は店の存続が掛かった新商品の開発の方が
次女の離婚問題よりも一大事。
津田さんも思わず駆り出されて、店の男手としてこき使われる。
(これが良く気の付く働き者で、本人も周りから攻めようと大変でも何時も笑顔で…)
<まさに虎屋の美人3姉妹>
この時、大好きな「吹石一恵」様は結婚してなかったんだなぁ~って思いながら見た。
3姉妹も性格も全然違うけれど、3人で歩きながら色々話す所が良かったな。
友人とは又違う、かと言って長年一緒に住んだ3姉妹でもなく。
でも、イケない事はズバッと言ってしまう。
それに市毛かーちゃんがなかなかの肝っ玉か―ちゃんで…。
流石美人姉妹と言われるだけあって、言い寄って来る男も…。
さてさて、津田さんは使われるだけ使われてポイッなのか?
<新製品のネーミング迄決めたのに…>
新製品デカすぎないか?半分位ならば食べて見たいが。(抹茶味の方)
虎屋の起死回生の商品となりますように…。
佐々部清監督は2022年3月31日に心疾患の為に亡くなられたそうです。
本日のレヴューはややこしいので役者名で致しましたことをご了承下さいませ。
あんたさんも、1回食べて見らんね「かるキャン」美味しかろ?
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