帰郷 | 新・伝説のhiropoo映画日記

新・伝説のhiropoo映画日記

映画が好きだ。ドラマも好きだ。
そして、イケてる面はもっと好きだ。

そんな好きなものが詰まった日記、読んでみるかい。

                    

2019・邦画     ★★☆☆☆(2.9)

                

監督:杉田成道

出演:仲代達矢  常盤貴子  北村一輝  前田亜季  橋爪功  中村敦夫  緒形直人

                        

                   

藤沢周平の短編小説を原作にした時代劇。

                     

老いて故郷に戻った渡世人が、嘗ての自分を思わせる男と出会う。

                  

杉田成道がメガホンを取る。

仲代達矢、常盤貴子、北村一輝、緒形直人のほか、佐藤二朗、三田佳子、橋爪功らが出演する。

(シネマトゥデイより抜粋)

                   

                   

                      

ブタ

本作は、劇場で予告を見たと思う。 その時にちょっと心は動いたが、落としたんだと思うが。

やっぱ、見ておこうとレンタルした。

                       

                         

嘗て親分の罪を被り、故郷を離れた渡世人・宇之吉。

老い先を思い、故郷の木曾福島の地に30年ぶりに辿り着く。

                          

そこで、10人を超える男達を相手に隙がない動きで、たった1人で対峙する

源太という男と出会う。

                        

宇之吉は、源太に若き日の自分の姿を重ねる…。

                               

                          

源太を追い詰めていたのは、宇之吉の嘗ての兄貴分の九蔵の手下達だった。

                               

                        

九蔵は目をつけていた、おくみという女と源太が好いた仲だった事から、

2人の仲を引き裂こうとしていた。

                       

神社で行われる山博奕の日、幼なじみの佐一と再会した宇之吉は、驚くべき事実を

耳にするのだったが…。

 

                    

まぁ、ぶっちゃけ「時代劇」が見たい訳ではなくて、「仲代達矢」様が見たいだけです。

好きなんですわぁ~。  何処が? お目目がクリクリしている所が。  けけけ。

                      

                  

血を吐く様な具合の悪さを考えて、「イッチョ故郷に帰るか?」と思い立つ宇之吉。

其の身体でか?って思うけど…。

                     

                  

30年前は羽振りも良かった親分に身を預けた宇之吉。 其れなりに腕の立つ奴だが

病気で伏している親分の代わりに罪を被って「江戸に行ってくれないか?」と女将さんに言われる。

                      

3年経ったら帰っておいで…と言われて、頷いた宇之吉。

恋仲の「お秋」は泣いて縋ったが、それを振り払って江戸へ…。

                

3年の筈が30年。  色々あった宇之吉の身の上を話そうにも、今や話す相手も殆どいない。

                                

             

壺振りの佐一と再会した宇之吉は、驚きの事実を聞く事に…。

                        

ジジババしか出て来ない作品じゃないか!とお怒りの方もいらっしゃったけれど。

やっぱ「上手いな」と思いますわ。 

                    

               

宇之吉の若い時は、コレマタオキニの「北村一輝」様。 モテモテ野郎で御座いました。あはは。

                            

                

↑居酒屋で働きながら飲んだくれている「おくみ」。  何処か昔愛した「お秋」に似ている。

                 

そんなこんなで「あっしには、関わりのねぇ事でござんす」とか言っていた(本作では言ってない)

昔は「お秋」を取り合った九蔵が、今は「おくみ」にちょっかいを出している…。

                

それを知った宇之吉は…、冥途の土産に「大一番」の勝負に出る。

                            

                   

源太役の緒方氏は細いのね。 もうちょっと、立ち回りも見たかったけれど。

                  

仲代様にアクションさせるとは…。  それがね、リアルと言えば超リアルなんだけれどヨボヨボ。

其処は少々悲しかったけれど。  血を吐いている様な状態だしね、こんなもんだよね。

                        

ヤッパリ時代劇は「殺陣」を充分に見たいじゃないかい、バランス的にはかなり物足りない感じ。

北村様も、もっと活躍して欲しかったな。

              

なのに、お秋とのお花畑のシーンは長いねん! 

                        

                     

↑この方、顔面は怖いけれど。 筋の通った渡世人で御座いました。

               

藤沢周平氏の短編の映画化って感じが、モロに伝わって来るけど。

台詞は、久々良かったなぁ~と。  最近は「時代劇か?」って思う様な台詞多しだったりするけど。

                 

本作は、出会った時、宿の代わりに泊めて貰う時。  仁義を切る。(実は結構好きなのだ)

こういう所はキッチリ出来ていた…。

                  

                 

そしてラストのテロップが泣かせるじゃ、あ~りませんか。(え?見ないと分からんよ。)

                   

思わず、スカッとする時代劇が見たいと探したけれど…。 なんか見つからないわ。

「古い奴だとお思いでしょうが、 こう見えても25歳の若輩者で御座います。 以後お見知りおきを」

                 

              

そんな事ばっかり言ってるから、6月も終わっちゃったじゃないか。  どうするねん!

まっ! 兎にも角にも、今後共どうぞヨロシコ。

                 

                       

                   

 

 

                    

 

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