大いなる遺産 | 新・伝説のhiropoo映画日記

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映画が好きだ。ドラマも好きだ。
そして、イケてる面はもっと好きだ。

そんな好きなものが詰まった日記、読んでみるかい。

                 

1998・米     ★★★☆☆(3.3)

                   

監督:アルフォンソ・キュアロン

出演:イーサン・ホーク  グウィネス・パルトロー  ロバート・デ・ニーロ  アン・バンクロフト

                    

                   

画家として成功を収めた青年の恋と成長と、彼の人生を変えた3人の男女との交流を描いたドラマ。

                         

文豪チャールズ・ディケンズによる同名作の、2度目の映画化。

 

監督はアルフォンソ・キュアロン。

出演はイーサン・ホーク、グウィネス・パルトロウ、アン・バンクロフト、ロバート・デ・ニーロほか。

(映画.comより抜粋)

                        

                          

                        

ブタ

昨日の作品と同じく「大いなる遺産」のリメイク作品。 Amazonプライムで290円でした。

                           

                               

フロリダ。

両親に先立たれ、姉と暮らしていた絵の才能ある少年フィン。

 

10歳の時、脱獄囚の命を救ったフィンだが、その数日後、脱獄囚は逮捕されたニュースで知る。

                     

                                       

そして、近隣の大富豪の老婦人ディンズムア夫人が、姪エステラの遊び相手に彼を選ぶ。

夫人から描いた絵を褒めて貰い、夫人から貰うお金で絵を続けることが出来たフィン。

                             

                    

屋敷内に有る噴水で、エステラとキスしたフィンは、エステラに夢中になる。

                                                         

成長したフィンは、美しく成長したエステラに恋をするが、彼女はフィンに何も言わずに

ヨーロッパの学校へと去ってしまう。

                        

失意から絵も辞めて、姉の恋人で養い親のジョーと漁師の生活に入ったフィン。

                               

                      

ある日、弁護士だと名乗る男が来訪し、匿名の支援者の依頼で、フィンにニューヨークで

画家として成功出来る様に計らうという…。

                           

                           

ニューヨークに渡り、個展へ向けて再び絵を描き始めたフィンは、エステラと再会し再び恋に落ちる。

                             

                       

婚約者がいながらフィンを誘惑するエステラだが、フィンにはそんな事は眼中にない。

                                                        

やがて結ばれた2人…。

そして個展も成功し、名声を掴んだフィンはエステラを訪ねるが、出迎えたのはディンズムア夫人。

                        

夫人の思惑通り、エステラはウォルターと結婚を決めたと告げられるフィン。

                          

                      

またしても失意のうち、フィンは自分のスタジオへ帰りつくと、白髪の老人が現れる。

追われている為に電話を貸してくれと言うのだったが…。

                              

                          

もし、本作のタイトルが違えば、もっと高得点になったと思う。 

監督は大好きなお方「アルフォンソ・キュアロン」氏。 最近では記憶に新しい「ROMA」の監督。

                         

本作は舞台をアメリカに移し、時代も現代に。 昨日の作品も美しい作品ではあったけれど

本作については、全編通してエロティックでありながら、ファンタジーっぽい感じも。

                   

原作の「数奇な運命」的な部分が排除されて、悪く言えばお易い感じがしてしまうのが難点。

                           

              

けれども、其処は監督マジックで、原作を知らずに本作だけを見たら、ちょっとやられてしまう。

               

↑少女の頃から、既に出来上がっている「小悪魔」なエステラ。 

この噴水でのキスは、大人もぶったまげるのではなかろうかと言う程、視線から何から「小悪魔」。

                            

                    

近寄りがたい程の美女となったエステラが、フィンの自宅で、官能的に彼を誘う。

これでもう、メロメロになってしまうフィン。

                      

                    

ニューヨークでの再会で、マタマタ公園の噴水でのキス…。 子供の頃を思い出すよね。

この時のエステラの衣装も、メサメサそそる。   胸の所で一ヶ所だけ止めたブラウス。

                            

絵のモデルになる為に、躊躇なくドンドンと脱いでいくエステラ。

マッパの後姿は見えるけれど、こちら向きの映像はないんだけれど、フィンが描く裸婦が

コレマタ、まるでエステラのマッパを見ている様…で、ドキドキ。

                              

                   

↑一番惚れたのはこのシーン。  大雨の中、ずぶ濡れになりながら走っていく2人の後姿。

                           

そして、夫人が大好きで何度となく流れる「ベサメムーチョ」も、何気に意味シン。

                 

実はグウィネス嬢が大嫌いであった昔に見た時には、「ふん!」って思ってた。

年齢の割に、フィンよりも年上に見える様な、淫らな振舞いに今回は、ホンマにやられた。

                       

そしてその時は、全く気付かなかった、「イーサン・ホーク」氏の若くて綺麗な事。

                   

とまぁ、褒めまくり状態やないかい!と思われるけれど、ヤッパリ原作を知っていると

こんなに軽い作品にしてしまって良いのか?って思ってしまう。

(私の望んでいる「大いなる遺産」は、こんなんじゃない!って…)

                   

              

やっぱ其処は、メロドラマ万歳なストーリーが欲しい。

                

画家にして、個展を開かせて、作品を全部買い取るとかは、タダの金持ちのお遊びやん。

そうではなくて、1人の少年の人間性をマルっと変えてしまう、この遺産相続の条件が大事だよね。

                  

それと、夫人との見えない糸も原作には描かれていて、好きなんだなぁ。

                 

やっぱこうなったら、ドラマをじっくり見るべきかな。  年明けにでも記事に出来るかな?

え?もうお腹一杯かい?   えぇ~、そんな事言わずにね、ね。

                        

 モノクロになると、とっても素敵。

                        

                  

                   

                        

                            

 

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