麦の穂をゆらす風 | 新・伝説のhiropoo映画日記

新・伝説のhiropoo映画日記

映画が好きだ。ドラマも好きだ。
そして、イケてる面はもっと好きだ。

そんな好きなものが詰まった日記、読んでみるかい。

                       

2006・英・アイルランド・独・伊・スペイン     ★★★☆☆(3.1)

               

監督:ケン・ローチ

出演:キリアン・マーフィ  ポードリック・ディレーニー  リーアム・カニンガム

                   

                      

社会派ケン・ローチ監督が、1920年代のアイルランド紛争を描いた悲劇。

 

06年度カンヌ映画祭パルムドール受賞作品。(映画.comより抜粋)

                        

                           

                                

ブタ

長らくお待たせいたしました。 令和2年の初めての記事は、本作です。

本作を今年一発目の記事にしようと、かなり前から決めておりました。(何の脈絡もなく)

                 

でも、病み上がりの私には、結構重たく「しんどかった」。 もっとお茶らけたのにしたら良かったと…。

まぁ、初心貫徹…。  ←嘘です。  これしか見ていないので…。 お付き合いくださいまし。

                        

                            

1920年。

                               

長きにわたりイギリスの支配を受けてきたアイルランドでは、疲弊した人々の間に

独立の気運が高まっていた。

                         

そんな中、南部の町コークでは、街で一番の秀才と言われ、医師を志していた青年デミアンが、

ついにその道を捨て、兄テディと共に武器を取り、アイルランド独立を目指す戦いに

身を投じる決心をする。

                            

                        

そして、イギリス軍との激しい戦いの末に、イギリスとアイルランド両国の間で講和条約が

締結された。

                            

しかし、完全な独立からは程遠い内容に、条約への評価を巡ってアイルランド人同士の間に

賛成派と反対派の対立が生まれ、ついには内戦へと発展してしまう。

                       

                            

そして、デミアンも兄テディと敵味方に分かれて戦うことになるのだった…。

                                   

                            

何処の国でもそうなのかもしれないけれど、「やられたらやり返す」のが、基本的な考え。

紳士の国と思い込んでいたけれど、見ていて本当に辛くなる。

                

もしかしたら、アイルランドの人の血には「ヴァイキング」の血も混ざっていて、闘争心が

より一層強いのかな?

                

話的には、大きな戦争の事を描いているのだが、基本的にはテディとデミアン兄弟のストーリー。

                  

兄は体育系の「イケイケドンドン」的な男。

弟は、頭脳派で医学を学ぶ冷静な男。 根本的に「人の命を救う」があるので、なかなか仲間には

入らないけれど…、余りにも理不尽な様子を見たデミアンは、遂に一線を越えてしまう。

                         

                     

英国相手にしている時は、どういう形であれ「アイルランド」の為にが、最終的な目標。

なので、兄がピンチな時も身を挺して、助けたりするデミアン。

                     

               

上からの指示で、親友であるクリスの処刑に、自らの手を汚したデミアン。

後には絶対引き返せない…。

                    

所が、問題はその後…。

                 

形的には英国が負けて、アイルランドに自由をもたらした様に思われたが、何一つ自由を掴むことが

出来ない結果を知り、其の条約を飲む派とさらなる自由の為に戦う派に分裂してしまう。

                       

               

そして、テディとデミアンも又…。  兄弟でありながら、互いに敵味方になってしまう。

                              

                       

もし…、もがあれば、デミアンは彼女と幸せな結婚をし、医師として活躍しただろうに…。

                          

                     

それにしても、何とも皮肉なストーリーだこと。  若者故にって事もあるかもしれない。

互いに持っている武器の分捕り合戦をして…、嘗ての仲間を安易に殺す。

                          

                

戦争作品ではあるけれど、デミアンの恋愛も織り込まれて、堅苦しいばかりの作品ではないけれど

もっとドラマティックに描ける作品でもある筈だが、淡々と監督は描いて、その怒りが

手に取る様に感じられる。

                        

                    

それにしても、何故に今年一発目に見ようと思ったのかな? 今も謎です。 ふふふ。

                     

                        

                   

コメレスも少しずつですが…、何とかお返しできるように。 

                    

今日を逃すと、こう見えても←見えません。

物凄くナマケモノなんでございます。  ホンマになんであれ、「オケツ」に火がつかないと動けない。

              

なので今日がギリだわって、感じたのです。  今日書かねば、もう続けられない…。

とか何とか言っておきながら、「やっぱ無理~」って事にならない様に、頑張りマッスル。

                  

           

今後ともにどうか一つ、可愛がってやっておくんなまし。  よろしくお願い致します。

                    

                       

                        

                         

                           

                              

                      

 

 

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