ノーザン・ソウル(R-15) | 新・伝説のhiropoo映画日記

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映画が好きだ。ドラマも好きだ。
そして、イケてる面はもっと好きだ。

そんな好きなものが詰まった日記、読んでみるかい。

                

2014・英     ★★★★☆(4.4)

               

監督:エレイン・コンスタンティン

出演:エリオット・ジェームズ・ラングリッジ  ジョシュ・ホワイトハウス  アントニア・トーマス

                  

                    

1960年代のイングランド北部で生まれた音楽ムーブメント、ノーザン・ソウルが題材の青春ドラマ。

                    

自分の居場所がないと感じていた高校生が、ノーザン・ソウルとの出会いを通じて新たな世界に

足を踏み入れる。

                   

メガホンを取るのはエレイン・コンスタンティン。

エリオット・ジェームズ・ラングリッジ、ジョシュ・ホワイトハウス、スティーヴ・クーガンらが出演。

(シネマトゥデイより抜粋)

                      

                        

                         

ブタ

本作は、昨日見て来た1本。 今日は「アクアマン」をIMAXでおかわりしてきた。(しかも3D)

凄く綺麗だったし、モモちゃんも堪能したけど、私はやっぱり2Dが良いわ。 古い女で御座いますあせる

                 

                       

1974年、イングランド北部の町バーンズワースで暮らす高校生のジョン。

                         

                                                     

学校にも家庭にも居場所がなく、退屈な日々を鬱々と暮らす毎日。

唯一、気の合う祖父は、両親が施設に入れてしまい、週末しか一緒に過ごせない。

                          

                     

そんなある日、両親の勧めで仕方なくユースクラブを訪れた彼は、ソウルミュージックに乗って

激しく踊る青年マットと出会う。

                          

                      

マットが傾倒する「ノーザン・ソウル」にすっかり魅せられたジョンは、高校をドロップアウトして

家も出ることになり、マットとコンビを組んでDJとして活動するようになるが…。

                           

                        

製作から日本公開までに数年のブランクがあったものの2017年、この映画をどうしても

日本で上映したかったAfter School Cinema Clubによる限定的な自主上映イベントをきっかけに

5年の歳月を経て遂に劇場初公開が決定したそう。

                

お陰で、久々に「熱い青春映画」に出会えた。

                                

                   

学校から「変わり者」等と言われるジョン。 何をしていいのか、何をすべきか?全く分からず

モヤモヤの中を手探り状態で毎日を過ごす少年。

                

そんなジョンが、ユースクラブで激しく踊るマットに出会い、互いに刺激され、喧嘩し、成長していく

もう、王道な鉄板作品だけれど、兎に角「熱い」、はいな、この熱さだけで、ご飯3杯いけますわ。

                               

                        

タイトルの「ノーザン・ソウル」とは

                  

1966年頃からマンチェスター等のイングランド北部周辺のクラブで好まれていたソウル。

                        

あまり知られていないレアなソウルの曲をかけてクラブで踊っていたモッズのスタイルが、

そのまま北部に受け継がれたとも言われており、 「NORTHERN SOUL」はイングランド北部の

クラブDJの個人的なセンスで、音楽としてのジャンルとしての定義はない。

                            

レアな7インチシングルでクラブで激しく踊れる楽曲であることが重要。

なのでDJ達は誰も知らないシングルを探し出し、客を唸らせ、踊らせることだけに情熱を注ぐ。

                        

ウケの良いシングルはDJにとってはアイデンティティであり、誰にも真似されない様に、

誰のなんという曲なのかを隠していた。

(その隠された謎の楽曲の事を観客たちは「COVER UP(隠蔽)」と呼んでいた)

                          

                        

なので、ジョンもマットも、カヴァーアップの沢山ある、有名なDJになる事を目指し、昼間は

工場で働き、金を貯めて「アメリカにレコードを買いに行く」夢を叶える為に歩きだす。

                             

                    

脇目も振らぬジョンに対し、マットには成人した兄がおり、その影響でドラッグに嵌りだす。

                 

                

仕事場で出会った同僚に、もっと本格的なクラブに誘われ、憧れのDJにも会う事が出来る。

ジョンとマットは、2人組のDJだったが、ジョンだけなら前座で使ってやると言われるのだったが…。

                               

                 

ジョンは、それまでの鬱々とした毎日を吹き飛ばす様に、爆発的にドンドンと夢に邁進していく。

                      

↑毎朝バスで出会う看護師のアンジェラ。 気になる彼女だったが、ジョンは席を譲る事位。

話しかける事すらしない…。

                        

               

彼女達も踊りにやって来る。 ジョンの為にお膳立てをしてやるマット…。

ジョンの大事な友人では、あるのだが。

                               

                 

モダンライフ~」で泣き虫ギターリストの「ジョシュ・ホワイトハウス」氏は、本作でデヴュー。

間に1本挟んで、ギターリストで主役の座を射止めた。

                  

私は、本作の時の方が断然好きだな。 ちゅーか、結構ロン毛のクリクリに弱かったりする。あせる

顔も好きだが、超自己中でナルなお方。 でも、実力は伴わず、其れを勢いでカバーしちゃおうと

するのだが、分かる人には「ダメだな」ってバレバレ。

                       

自分を超えて行くジョンの事に嫉妬心も…。

そうなんじゃないの? 若いって事はさぁ~。  叩かれで踏まれて、大人になっていくんだよ。

                             

                     

ジョン役の「エリオット・ジェームズ・ラングリッジ」氏も本作で映画デヴュー。

                 

ちょっとイケてない、弱気なジョン役の為に、何気にダサい感じも否めないけど、この方も

結構イケてますねん。

                

                   

そして本作の良いのは、やっぱDJ達が選りすぐりをかけ倒す、音楽!

                           

私的には、乗れるし、楽しいし、本作のサントラ欲しいがなって、思ったほど。

(最近は聞かないので、我慢我慢あせる

             

そして、猪突猛進な熱い青春作品。  これ位でなきゃ、ダメだぜ! 若いんだもん。

                               

                      

幾ら此処に書いたって、この熱さはなかなか伝わらないのがもどかしい。 予告でもどうぞ。

                         

                         

                       

                          

                           

 

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