2015・伊・仏 ★★★☆☆(3.1)
監督:ルカ・グァダニーノ
出演:ティルダ・スウィントン レイフ・ファインズ マティアス・スーナールツ
『ミラノ、愛に生きる』などのルカ・グァダニーノが放つヒューマンドラマ。
イタリアのシチリア、パンテッレリーア島で恋人と過ごす女性ロック歌手に元パートナーが
訪ねてきたことから、その胸中や人間関係に思わぬ変化が生じる。
ティルダ・スウィントン、レイフ・ファインズ、ダコタ・ジョンソンらが結集。
誘惑と理性の境をめぐる物語に、引き込まれる。(シネマトゥデイより抜粋)
予告を2度ほど見て、気になっていた作品。 元ネタと言われている「太陽が知っている」を
見てから、記事を書こうと思っていたが、なかなか来ないので先に書いてしまおう。
声帯の手術を受けた世界的なロックスターのマリアンは、静養のため年下の恋人ポールを
連れてシチリアのパンテッレリーア島へバカンスにやって来る。
2人で静かに過ごそうとしていたマリアンだったが、元彼でカリスマ音楽プロデューサーの
ハリーがセクシーな娘ペンを伴い、強引に押しかけてくる。
エネルギッシュに歌い踊り、ひたすら騒々しいハリーにすっかりペースを乱されるマリアン。
そんなハリーの狙いはマリアンとの復縁だった。
一方、どこか掴み所のないペンも、好奇心の赴くままにポールへと接近していくが…。
私は、ティルダ・スウィントン氏がかなり好き。
なんだろうか、自然体でいて、しかも凛としている。 一見、男っぽそうに見えるけれど
スレンダーな美女。 殆どノーメイクでも、美しい。
物語はロック歌手のマリアンは声帯の手術の為に声が出せない。
年下の彼・ポールと夏の避暑地にやってくる。 2人だけの静かな日々を過ごすのだが。
唐突に、もうすぐ空港に着くと言う、元カレのハリーから電話が入る。
泊まるホテルも取っておらず、マリアンの所に転がり込むのがミエミエなハリー。
何時もの如く、異常なほどにテンションが高い。 しかも、年頃の娘まで同伴して。
1つのカップルと元カレと若い娘。 何かが起こりそうな…予感。
もう一人オキニの方が、現恋人のポール役のマティアス・スーナールツ。
なので、このカップルで、完璧なのに、其処に割って入ってくるハリーがウザすぎ。
兎に角ハイテンション。 すぐに服を脱いでプールに飛び込むわ。
マリアンに話しかけて、返事を聞きたがるわ。 私は超駄目なタイプなおっさんなので
ハリーに話しかけられて、嬉しそうにするマリアンの事も嫌いになりそうだった。
ペンの存在も何かと鬱陶しい。 もしかしたら、ハリーの仕込みかなとも思ったが
実際の娘みたいだったなぁ。
実は、ポールをマリアンに紹介したのはハリー。 なので、イマイチ頭が上がらないポール。
マリアンを紹介したのに、上手く行っている2人を見ると嫉妬にかられるハリー。
精神年齢の低い奴。 でも、何故かマリアンもそれ程、拒否反応を見せないのが、ポールに
とっても面白くない。 そこに、ペンの「私大人でしょ」攻撃。
人の好いポールは、放っておけない。 あぁ~~ん、イライラする。
元ネタとは、主人公の性別も違うし、ロック歌手と作家。
アラン・ドロン様の作品だしね。 見てから、また語ろうかな。
マリアンの衣装が本当に素敵。 また、スレンダーな身体にピッタリで、オサレだす。
←このバナーより、ポチッとなが頂けると凄~~く嬉しいですにほんブログ村