あの日 あの時 愛の記憶 | 新・伝説のhiropoo映画日記

新・伝説のhiropoo映画日記

映画が好きだ。ドラマも好きだ。
そして、イケてる面はもっと好きだ。

そんな好きなものが詰まった日記、読んでみるかい。


伝説のhiropoo映画日記
                                                 

2011・独     ★★★★★

                        

監督:アンナ・ジャスティス

出演:アリス・ドワイヤー  マテウス・ダミエッキ  ダグマー・マンツェル  レヒ・マツキェヴィッチュ

                            

                                          

実在する1組の男女の数奇な体験をベースにしたラブストーリー。

                                      

ナチスの強制収容所で運命的な出会いを果たし、共に脱走を図るものの、生き別れてしまった

男と女が奇跡のような巡り合わせで再会する姿を映し出していく。

                               

メガホンを取ったのは、テレビ映画などを手掛けてきたアンナ・ジャスティス監督。

                               

共にドイツ出身のダグマー・マンツェルとアリス・ドワイヤーが、30年も封印してきた愛に翻弄される

ヒロインを熱演。

                      

波瀾万丈な展開もさることながら、凄惨な収容所内の描写も観る者の胸を打つ。(シネマトゥデイより抜粋)

                                

                                      

                                               

ブタ  早くこの作品のレヴューが書きたかったとですよ!

                                     

     お盆真っ最中だったので、大人の作品を上映しているミニシアターに出かけて見たのですが。

     実を言うと、全く期待せずに時間が合ったから見たという作品だったのですが、

     このラヴストーリーには、マヂでやられましたわ。

                                

     ナチの強制収容所から脱走する人は、結構いたそうです。

     その中でも、4組のカップルが脱走に成功しているそう。

                      

     そんな奇跡の脱走を経た、実在のカップルの体験をベースに製作された作品。

                                          

                                        

     1976年、ニューヨーク。

     ドイツからアメリカに渡って結婚し、優しい夫と娘とともに幸せな日々を送る女性、ハンナ。


     ところがある日、テレビから聞こえてくる声にショックを受ける。

     死んだと思っていた嘗ての恋人、トマシュだったのだ…。

                               

     実は1944年のポーランド、アウシュヴィッツ強制収容所で、

     ユダヤ人のハンナは、政治犯として収容されていたトマシュとそこで出会い、恋に落ちる。

                               

     トマシュはレジスタンス活動に加わっており、有る過酷な任務を控えていた。

                                

     脱走計画が着々と準備される中、周囲の反対を押し切り、ハンナも一緒に連れ出すという

     危険な賭けを強行するのだが…。


伝説のhiropoo映画日記
                                          

     脱走後、二人はやんごとなき事情で離ればなれになってしまい、遂には互いに死んだと思い込まされて

     その後を生きるのですが。

                                 

     ある日、TVの放送でハンナはトマシュが生きている事を知るのです。

     青天霹靂とはこういうことをいうのでしょうか。

                              

     そのTVも出先で見るのです。  どうやって、家まで帰ってきたのでしょう?

     そこのシーンだけでも、後で考えるとウルウルしてしまいます。

                                 

                                        

     アウシュヴィッツでの2人と30年後の2人。

     その間の事は殆ど分かりません。


     知りたいけれども、知りたくもない…。

     ラストも、ものすごくドラマティックに作れるのに、ここで終わりか!と言う憎い終わり方です。

                                             

                                             

     そして、若い時のトマシュ役の「マテウス・ダミエッキ」氏の美しい顔ったら、1日中でも眺めていたい。

                                              

     戦争を描いた作品では有りますが、これは「超メロドラマ」作品で御座います。

     観賞中は泣きませんでしたが、ボディーブローの様に後々効いてくる作品です。

                           

                           

                          



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