言語によって、母音の数が違います。日本語は、非常に少ない言語で5つですが、ほかの言語は10以上20近くある言語もあります。母音と母音を組み合わせた合成母音と呼ばれる音も母音と数えている言語もあるため、母音数が多くなることもあります。発音は、幼少期に母音で使う音を発音する筋肉がよく動かされて発育していくわけですが、日本語のように母音数が少ない言語の場合、他の言語で使われている母音を発音するために使っている、顔や喉の筋肉を使わないで大人になってしまうケースが多くあります。第二言語にそれらの音がでてくると、大人になってから習得しようとする場合、なかなかうまく発音できないことがあります。それは、その音を出す筋肉を使っていないからです。「子供のうちから英語」とか、「若いうちに留学している人は、発音がきれい」といわれますが、それは、成長期に日本語で使わない筋肉を使う機会に恵まれるため、成人してから学ぶ場合より有利に働くからです。もちろん、これは一般論であって、大人になってからもきれいな発音を習得される人もおられます。
今まで身についてしまったカタカナ発音を矯正する方法として、運動司令部分の右脳を使いながら学習する方法があります。まず、小道具準備は、風船を使うので風船を膨らませましょう。それから、ネイティブの人と向い合せになり、風船を肘でついた時に、ネイティブに単語を発音してもらいます。風船が上に行ったときに、ネイティブの人の発音を繰り返す。ここで、風船を落としてはいけません。そのまま落とさずに突き続け、次の単語を発音してもらい、風船が真上に来たとき、リピートして発音する。これを、繰り返します。これは、発音をまねようとする論理的思考部分の左脳で処理をしている時に、風船を突くという運動しているので、右脳も働いた状態で発音されます。左脳だけでロジックだけで理解して発音しようとしても、今まで聞いたことがなかった音、発音したことのない音を、現時点での筋肉の使い方ではその音を作り出せないのに対し、運動部分の右脳を動かしておくことで、音をその通りに真似ようとする、ものまねをしている感覚で、きれいな発音になっていくことがあります。あきらめず、ぜひお試しを。