各紙面で携帯電話の6月契約数が発表されていました。

1位ソフトバンク(158,900)
2位ドコモ(84,200)
3位イーモバイル47,700)
4位AU(12,000)

AU急減。なぜ?

年頭に数集めで販売したプリペイドの期限切れのマイナスが響いたようです。

6月だけで△64,000件。
自業自得ってわけか。


ちなみにナンバーポータビリティによる転出入は

ソフトバンク+26,500
AU+11,800
ドコモ△38,600

7月はいよいよi-phoneが発売。
ドコモはブラックベリーを個人向けにも販売(8/1)すると発表しました。

対抗になるかどうかはわかりませんが、話題にはなりそうです。

さあ、ここでもAUは後塵を拝しています。
7月商戦どうなるか。

見てておもしろい業界です。やってる人は大変だろうけど…

●ブラックベリー(世界では1600万台販売実績のある人気商品)

BB
今日の日経新聞に「子供の好きなキャラクター、アンパンマン7年連続首位」という記事が載っていました。

●バンダイ調べ
●N=0~12歳の子供を持つ保護者2000人

1位のアンパンマン(22.3%)は、2位のポケットモンスター(12.3%)に10ポイント以上の差をつけています。

また、特徴として男女児ともに人気があることがあげられます。

原作者のやなせたかしさんは今年89歳というご高齢。

キャラクターやお話も決して今風ではなく、「大いなるド定番」。

何が人気なのでしょう?

・今どき珍しい、勧善懲悪ストーリー…日本版ディズニーの安心さが親たちの支持を集めている。

・不偏なキャラクター…結局、ミッキーマウス、キティちゃん…幼児はあの2・3頭身の可愛さに惹かれる

・楽しい設定…仲間がたくさんいる楽しさ。


もうひとつ、版権を守るためのブランドマーケティングに優れているのは業界では有名です。

・版権を持つのは原作者のやなせたかしさんではなく日本テレビ音楽。

・版権元の日本テレビ音楽とライセンシー各社が密に連携している。
ライセンサーとライセンシーが集まって、商品をチェック、世界観にぶれがないかチェック。こんなこと、やってるキャラクタービジネスなんてないです。
(以前は各社が集まって毎週「アンパンマン会議」をやっていた。今もやってるんだろうか?)

・そしてアンパンマン会議での5つの約束事。
「社員証をはずせ(会社の利害は考えるな)」
「ブームを作るな(飽きを早める)」
「ノルマを設けず(ミニマムギャランティがない!)」
「競争させない(ライセンシーを最小に)」
「買うのは父母(親の信頼を得る)」
(ミニマムギャランティ~版権元は最低限のロイヤリティを生産者に課す)

これができそうでできない。ディズニーぐらいですか?
ディズニーはすごいですよ。いつか紹介しますが、キャラクターを大切にする執念には驚くことたくさんです。


【関連ネタ】
・2007年のキャラクタ関連商品国内販売額は3位(1位ポケモン、キティ)

・子供に買ってやりたいキャラクター4位(1位プーさん、2位ミッキー、3位トトロ)
※日経産業地域研究所調べ

・「アンパンマンの人気が上がると株価も上がる」
※野村総研コラム。優しいアンパンマンの人気が上がるときは人に心の余裕がある→投資がさかん、という論法らしい。実際、相関関係指数は専門的に分析しても「かなり相関がある」らしい。



団塊世代がリタイアをはじめて、一大市場が形成されると各業界は目の色を変えて対応商品を開発しています。

確かに、この市場は美味しい。

余裕はある、お金はある。

景気低迷で実情はどう変わるかわかりませんが、安定市場のひとつでしょう。


しかーし、です。

いったい、団塊市場適合品って何なんでしょう?

これ難しいと思います。


例えば携帯電話。

文字が大きくて取扱が簡単!
これ、本当にほしい商品でしょうか?

文字は大きい、でも機能全部入り。ほしくないですか?


例えば、団塊向けSNS。

ブロガーに綾小路きみまろ、チェリッシュに会える!…

木村拓哉、竹内結子もよくないですか?(例が中途半端だったか…)


団塊世代もいろいろおられます。
だから、あえて「団塊世代」とステレオタイプにとらえるのは非常に危険かと。

だったらどんな市場なんだ?
…残念ながら私にもわかりません。ごめんなさい。