前日のトラブルで心身ともに疲労が募ったので、早く就寝して朝もゆっくりと起床。

 

日曜日は晴れていい状態です。

 

ですが、だいくらスキー場に到着しプロテクターを着けたりスキーブーツを履いたりと準備していたら、急に下腹部が痛み出しました。下腰から下腹部がかなり痛む。。

 

一旦ブーツを脱いで、ストマなので尻から何も出ないのですがトイレで踏ん張って体を錯覚させてから、痛み止めを服用。

まずセレコックスを一錠、20分ほど待っても痛みが変わらないので、カロナールを二錠。30分ほど待つと痛みが減ってきました。

再びブーツを履いて、脱いだ靴などの荷物を車に戻してスキー開始。

 

ちょうどVolklスキーの試乗が始まったので、参加費を支払って試させていただきました。

 

晴れて気持ちがいいです。

 
一本目はRACETIGER GS MASTER ピストンプレート付。
久しぶりのVolkl GS板ですが、ラディウスが178cmで17.5mとかなり小さめ。
板がバタバタとして暴れますが、足元はしっかりしているので破綻はしません。
ただ、GS板としては回りすぎて扱いにくさを感じました。
以前使っていたRacetiger GS Proと同じ組み合わせですが、バランスが悪くなってしまったのかも。GS ProはR=19mだったので、その差が出てしまったのでしょうか。
 
 
二本目はこれも以前所有していたRacetiger SL Proと同じ組み合わせのRacetiger SL Master ピストンプレート付。
 
扱いやすさではかなり良い板です。

足元はプレートのお陰かしっかりしていますし、ドッシリ感はありませんが、グリップ力が足りないわけではありません。

反発も強すぎず、かといって物足りないわけでもなくいい塩梅。

 

 

 

以前使い慣れた感じと似ていて違和感がなかったので好印象だったのかと思います。
日曜日の朝のように一旦溶けた雪が固まったごつごつで固い雪でも不安がないので、安定性も良好。
 
三本目は今回の本命、Kendo88
もともと、かなり使い込んだ19モデルのKendo(90)の更新を考えていたので、今回の試乗会に興味を持っていたのでした。
 
ハイクアップして滑るような板ではないとのことですが、もともとバックカントリーではなく、富良野のプレミアムゾーンや新雪が降った翌日にコース内で楽しむことしかしないので、これが良いんです。

 

少し雪が緩んできましたが、それでもところどころ日陰の固い雪を狙って大回りしてみましたが、相変わらずしっかりしています。

 

チタンプレートが入っていますが幅が広いのでどうしてもねじれが生じやすく、強い板ではありませんが、逆にバランスがとれていて扱いやすい。

やはりいいです。
これなら安心して板の更新ができそう。
 
四本目は同じ構造ながらよりセンター幅がひろいMantra
センター96mmと少し幅広い程度でしたが、こちらはすこしエッジグリップに差がでてしまったようです。Kendo88と比べると日陰の固い雪面で食い込まずにグリップが抜けてしまうことがありました。

 

 

本来の用途ではないので至って当然のことです。

私の用途だとKendo88のほうが向いているようでした。
 
最後はよりピステ向けのオールランドで一番幅広なDeacon76。

実はこれが印象が一番良かったです。

 

というのも雪面が柔らかくなり荒れてきたので、強いエッジグリップよりバランスよくいた全体が撓む特性が春雪にマッチしており、少し広めなセンター幅も悪雪での安定性にいい効果がもたらしていたのかもしれません。

刺激的ではありませんが、楽に楽しく滑るのには相性がよさそうです。

 

合計五本の板を試乗して、Deacon76とKendo88が好印象でした。

ただ、私の用途を考えるとやはりKendoの更新を88でするのがベストかな。

 

その後自分のFischer WC SLで滑りましたが、やはり安定性が違いますね。

用途と志向が違うので当然で優劣の問題ではないのですが。

 

だいくらではスノーボードの試乗会は毎年開催されていましたが、スキーの試乗会はあまりありませんでした。今回こんな機会を作ってくれたメーカー様に感謝です。ありがとうございました。