自分自身、競技経験もなく、やっていることはただのレジャースキーなので、参考にすべきは所謂基礎スキーなのですが…。

ただ、両腕を上げてカカシのような形が、結果的にそうなった、ではなく基本姿勢のようになっているのが、好みではないのです。(好みの問題なので、否定しているわけではありませんよ)

ですので、もっぱらFIS WCや外国人の滑りを見てます。

 

でも、Youtubeさんはそんな私の好みはあまり気にせず、動画を推奨してくれて(しまう)。

そんな動画の中でも、これはかなり良い(好みの)滑りするなー、思う選手がおりました。

 

 

始まってすぐのグリーンのウェアの選手。渡邊渚さん。

これまで名前も知らず、採点数を見ずに滑りだけを見たのですが、足が長く見える滑りだったのが印象。

ターンの内手が自然に曲がっているのに下に下がっている。

上体が安定して下肢がよく動き、外足を主体に圧をかけて内足がついてくる。

短いが、バタつかないエッジング。

 

男性かと思って調べたら、まだ若い競技スキーヤーで全日本でも上位の選手のようです。

 

今回の種目が決められた幅で、目安となるショートポールがある中でのショートターンでので、慣れ親しんだ滑りだったのかもしれません。

 

で、大回りの動画もあるので見てみたら、

 

(1:30頃とスローが2:30頃)

大回りも明確にニュートラルポジションがあってストレッチし、導入部にわずかな外向から正対外傾に移行してます。

上体が内向しすぎてません。

こちらも上体が安定。

 

規制されているコースでもなくフリー滑走ですので、基礎スキー採点での評価は低くなりがちかと思いますが、結構上位だったようです。

 

私自身は、足の状態も身体も一般人より酷いので誤魔化しながら滑るしかありませんが、こういう若い元気のある滑りを見ると嬉しくなり、ほぼ初の日本基礎系ネタを書いてみました。