僕は今日ホルモン注射を打ちに
カウンセリングを始めた頃も含めると
かれこれ12年程通っている
病院に行って来ました。

この病院には多くのマイノリティの方が
来院されているようなので僕も含め
普段の病院の待合室の雰囲気とは
少し違う空気感が出ていると思います。

僕が初めて
この病院に来たのは18歳の頃。

高校を卒業して働き出した僕が
社会人生活にもある程度慣れ
次のステップへ進もうと
覚悟を決めた時でした。

自由診療で
突然注射や手術をする方もいますが
ガイドラインに沿ってやると決めていたので
まずはカウンセリングが始まります。

いざ予約をしようと
携帯を手にしてから電話を掛けるまで
何度も悩み何度も手が止まりました。
自分が望む未来でありながら
どこかに恐怖があったからだと思います。

トランスジェンダーの僕達は
トランスジェンダーという名の元で
一つのグループのように分けられているけど
それは所謂、普通の人と呼ばれる人達が

普通の人たちだよね!私達!僕達!

と、ならないように、

トランスジェンダーだよね!私達!僕達!

と、なる訳でもない。
これについてはまた別の機会に考えを書きたいと思います。

何が言いたいかというと
僕自身が普通と思われるレールから
横道に逸れていくような
行動や思考をすることが
苦手なタイプの人間です。
とは言うものの、
僕の思いとは関係なく
どちらかというと
変わっていると言われることが多いので
恐らく自分の勝手な
勘違いに違いないのですが
そう気付くには18歳の僕には難しかった。

トランスジェンダーなのかもしれないと
自分を疑い始めてから、受け入れるまで
かなりの時間を要しました。
ましてや、僕のような人間が
他にも存在している事を知るまでは
本当に頭がおかしいのではないかと
酷く悩みました。

それをカウンセリングに通い
あなたはGIDで間違いありません。
と、診断された時、
僕は一気に普通の世界から
違う世界に行ってしまうのではないか
それを望んでいる反面で
どこかでもしかしたら
普通に生きていけちゃったりするじゃないか
というようなことも考えました。

でも終着する答えは
それはできない、
一生このままなら死んでしまいたいと。
普通ではないゾーンに行く事でしか
僕は僕を認めることができなかった。

そうして僕のカウンセリングは
始まることとなりました。

予約をするまでとても悩んでいたけれど
いざ病院に行く時には
未来に希望を持って、
僕はやっと僕らしく生きていける!
新しい一歩を踏み出せたんだ!!!
と、悩みに悩んで掛けた事が
嘘のようだった。

また最初に述べたように
マイノリティの方々が多く来院しているので
僕が生まれて初めて見た、
僕だけではない
僕のような人達がこんなにいるんだと
そう実感できた時だった。

病院なのだから当たり前と言えば
当たり前の光景なのかもしれないけど
頑張って生きようと思えたのでした。

そんな訳でかれこれ
12年程の月日が流れ今も
ずっとお世話になっています。


まとまりがなく申し訳ありませんが
今日はこれから用事があるので
このまとまらない感じのまま失礼します。