「とてもいいところだから必要としてる人に教えたい!」と「世間に知られると混むから広めたくない…」はいつでもやじろべえのようにぐらぐら揺れて心の中でバランスをとっている。
でもこのコロナ禍のなか、好きだったお店がなくなってしまったり、「あすこは大丈夫だろう」と思ってたところがいきなり閉店を決めたりして悲しい思いをいっぱいしたので、ここにひっそりと書き留めておこうと思います。
自宅仕事なのに集中力が世界一ない私はいつでも「集中できる場所」を求めてるんだけど、性格的になかなか条件が難しい。
・机は広めで目の前が開けていること。窓に面してれば最高。(自習室的なものはアイデアや文章が浮かんでこない)
・隣の人と一定の距離があること。
・なるべくほかの会話が聞こえないこと。(耳が他人の会話をきっちり拾ってしまうため)
なので、あらゆるカフェやコワーキングスペースを回っても「仕事に使える!」って場所は1、2箇所しかなく、いつでも理想の場所を求めてる流浪の民なのです。
そんなある日、まだ開店したばかりのカフェを通りすがりに見つけました。その名も「mute cafe」。住宅街の中にあり、お店自体も外からは普通のおうちに見えます。
店名と「みんなでひとりになれる場所」というキャッチコピーにとても惹かれて入ってみたら、「こ、これは…!!」といっぺんで気に入ったので、それ以来足しげく通うようになりました。
以下、画像でご覧ください。
地元民しか通らない裏通り。「しぃー」ってしてる女の人がロゴマーク。
いろんなタイプの机と椅子がある。デッキチェアで読書するもよし。
窓際を向いた横長デスクは幅が広いので勉強や仕事にぴったり。
中国茶にほとんど興味のなかった私でも「いい香り…美味しい…」ってなる。
個人的には雲南紅茶がおすすめ。(もちろん普通の珈琲とかもあるよ)
中国粥もあるよ。パクチー大丈夫かどうか事前に聞いてくれる優しさ。
コンセプトやお店の説明が書かれた紙。大事ポイント。
地元民用のチラシ。「書斎」って呼んでるのは私です。
夫に「ちょっと書斎行っつくらぁ」って行って出る。
オープンしたてだからかいつ行ってもひとは少ない。そして来てる人みーーんなひとり客。PCに向かってたり、紙を広げて勉強してたり、読書してたり。だから本当ーーーに静か。ゆったりした音楽が流れてるのみの癒しの空間。
お店の人を呼び出すボタンも音が鳴らず点滅だけという気配り。会話は禁止ではないけどかなり音量の配慮が必要になるので「お友達とお茶しながらお喋りしたい」という人にはとても向かないと思う。あとコワーキングスペースとかで各所と話しながら高らかに打鍵音させて鬼のように仕事してる人にも向いてない、ていうか来ないで欲しい(笑)(ちなみに電話やzoomで会議したい!という人には二階に時間貸しのお部屋があります)
家だと集中できない。ひとり静かに本を読みたい。ぼーっとしたい。つかの間のゆったりしたひとり時間を私にくれ。そんな人には、とてもおすすめ。小さいお店なので混んで欲しくない。でも素敵な場所だしお店の人も本当に優しくていい人たちだから、こういう場所を探してる人には教えたい。ということです。もし私っぽい人見かけても、そっとしといてください(笑)
HPもなくSNSもやってないので、検索すると同名の他店とかゲーム内の仮想空間とかが引っかかります(笑)でもGoogle検索結果の右サイドには情報が出てくるよ。