国語の鍵は「想像力」だと僕は思うんです

一人予備校のKen先生

 

 

真顔想像力。

あの、宝くじが当たったら

モルジブで太陽の元

グレープフルーツジュースを

飲んで・・・

(それは妄想)

 

 

Ken先生:例えばですね、「月の光」とかです。

現代の子どもたちは、街頭があったり、コンビニがあったり

夜でも比較的明るい生活が送れますよね。

そうすると

「月の明かり」がどんなに明るいかを想像することって

結構難しいんです。

古文には「月」って本当によく出てきます。

でもそこでなぜ月が出てきたのか

月の光がどれぐらい明るいのか

想像できるのとできないのとでは

その場面の解釈にとても影響があると

思うんです

 

生徒に国語を教えているときにその文章を想像できるか

想像できないかで理解の幅が開きます。

 

 

英語は言語の性格上比較的ルールが決まっているし

数学なんかもそうです

なのでしのぎを削る国公立の受験科目としては

点差が開きにくいんです

 

だから最後の最後はどこかとなると

社会

 

そして

国語になります。

 

特に国語は9割をとるのは至難の業

たった2問か3問しか間違いは許されません

国語をどうやって勉強したらいいか

わからないと途方に暮れます

 

古典はまだやりようがありますが

現代文はもうこなしていくしかない

分量を読むスピード

情報を処理して判断するスピード

それを訓練して

最後かなめは

「想像力」かなと

 

 

受験に出てくる文章は

まだ10代の子どもには理解できない内容が

たくさん出てきます。

 

 

真顔ですよね

理系の男子に

少女漫画のような源氏物語の世界なんて

想像も共感もできひんですよね

 

 

Ken:そうですね笑

だからこそ

月がどんなに明るいのか

雪がどんな感じで明るいのか

冷たいのか、溶けた様子はどうなのか

そんな経験をたくさんしていると

想像力を養えるんじゃないかなと

 

 

 

真顔若い時、極貧で、お腹が空いた時に

暖かい白湯を飲んで空腹を紛らわせたことがあったんです。

懐石料理の懐石って

空腹の時にあったかい石でお腹を温めて

空腹を紛らわす意味だと聞いて

そっこー納得したのを思い出しました。

 

Ken:色々な経験がおありですね

 

 

真顔今回人生ハードモードで設定してきたみたいなので

それぐらいの貧乏は序の口です

どんまいける

 

 

モー子、お母さんは今日も元気です