(前回のあらすじ)

モー子が入院していた時

1ヶ月同じ部屋で過ごしたAちゃんが

お線香をあげに来てくれた。

 

 

A子ちゃん、最初は周囲の反対を押し切って

大学では「建築を学びたい」と思っていた。

 

今年大学受験をくぐり抜け

現役で入った国公立大学では

「人工細胞の研究」を学んでるとのこと

 

 

Aちゃん「実は、

モー子ちゃんが

後押しをしてくれたと思っています。」

 

 

進路を迷ったAちゃん

夏ごろに進路をどうするか

自分が何をしたいのか

わからなくなった

 

ご両親と話をしても涙が・・・

どうしたらいいのか

と涙が溢れて泣いてしまった

泣きながら

口から

「病気の人を助けたい。」

と言葉が出てきた

 

 

それにみんなびっくり

一番びっくりしたのはAちゃん本人

 

 

Aちゃん「何でそんな言葉を口走ったのか

いまだにわからないんです。」

 

 

真顔ええっそうなん

 

 

Aちゃん「建築に行こうと思ってたんで」

 

 

でも、そこからAちゃんは

進路を医療系大学に向けて

受験勉強をスタート

元々地頭のいい女子高生だったけど

目標が決まってからは

腹が座ったのか勉強が進んだそうだ

 

 

 

真顔目標がある生徒さんは強いわ

 

 

 

共通テストをかっつかつでくぐり

二次テストは化学が本当にできた

そして第一志望の大学へ合格

 

Aちゃん「滑り止め(関関同立のどれか)と

(産近甲龍のどれか)にも全て合格しました。

自分でも本当にびっくりしました。」

 

 

真顔全勝やん⭐️

 

 

Aちゃん「いつもモー子ちゃんが側で応援してくれてる。

モー子ちゃんの頑張りに比べたら

まだまだできるって思ったら、本当に頑張れました。

英語も化学も謎にできたのは、

モー子ちゃんが力を貸してくれたのかなってw」

 

 

真顔それはAちゃんの実力よ

モー子を思ってくれてありがとう!!!!

 

 

Aちゃん、通っていた塾の先生にも

夏の終わりから人が変わったように頑張り始めたねと

言われたそうだ

 

 

Aちゃん「それまでは塾まかせで、何をしたらいい〜?

って言ってたんですが、夏の終わりからは自分でやることを決めて

ちゃっちゃと、まるでモー子ちゃんのように勉強できてw」

 

 

真顔病室で二人で勉強してたよね

思い出すわw

 

 

二人とも大手術を終えたばかりなのに

病室で

ガリガリ勉強して

看護師さんに

どうしたのこの部屋は?予備校?

と言われるほど

 

 

Aちゃん「あはは。そうでしたよね。

高校で受験期以外だと

あの病院での日々が一番勉強してました笑」

 

 

Aちゃんは大学院に上がりたいなと思っている

国公立に入ったから

それも叶えそうだ

大学でもたくさんの友達に恵まれ

本当に毎日楽しく頑張っているようだ

笑顔で楽しく話すAちゃんに

ふっとモー子の笑顔が重なった

おっと💦

もしかしたら

モー子もAちゃんと一緒に大学生活を

エンジョイしてるかもしれない

聞いていて私もウキウキして

本当に楽しかった

モー子が里帰りして

大学生活を教えてくれている気になった

 

 

Aちゃん「また寄らせてください。」

 

 

 

真顔うんうん待ってるわ!

 

 

今年も暑い夏が来る

モー子の命日7月18日まで

あと1ヶ月