医学部を目指していたモー子

( `・ω・´ )キリッ


メーテル先生が

モー子の訃報を聞いて

駆けつけてきた



モー子の遺影を見て

メーテル先生、泣き崩れた



「こんなことがあるなんて・・。」

声にならない

娘のようにモー子を指導してくれた



小学5年生の夏

モー子は先生に

夏休みの理科の実験を手伝ってもらった

化学の魅力を知った



先生と二人三脚

化学をマンツーマンで

鬼のような課題もこなし

力を蓄えていったモー子



メーテル先生は元大学化学の教官

製薬会社で研究員として

お薬の特許もいくつか持ってらっしゃる

なので

化学が今どんな形で役に立っているか

も教えてくれる

模擬試験の採点も経験ありなので

受験にも精通

こんな化学の先生

普通の塾にはいない


モー子は中学3年の終わりに

高校の化学を終え高校1年で

「化学新演習」の特訓に入った



ユーイング肉腫で入院して

なかなか勉強できなかったけど

治療の合間に

第一志望の国公立の2次試験の赤本を

解いて


モー子「ぶっちゃけ、化学簡単でしゅ。」

|д゚)

とこっそり教えてくれた

超慎重なモー子が言うのだから

ほんまに自信があったんだろう




その事をメーテル先生に話した



メーテル先生

「はい。化学は今受けても

志望校の医学部は余裕で合格できます。

モー子ちゃんにはそれだけの実力がありました。

あとは数学を一緒にやるだけでした・・。

本当に残念です。こんなことに・・。」




声にならない



モー子、大好きなメーテル先生きてくれたよ

先生泣かしちゃたね


メーテル先生、ごめんね


モー子、メーテル先生と出会えて

幸せだったときっと言うよ



やるせないし

せつない

世の中不条理だ



モー子の供養をお願いした

ご住職と近いうちにお会いする

この不条理な世の中に

神様はいらっしゃるのか

聞いてみたい


にほんブログ村 教育ブログへ

にほんブログ村