私がまだ20代前半の時に
営業で外回りをしていた時
とっても強面の
中小企業の社長さんに
私の車の止め方が悪くて
超怒鳴られた
でもそれがきっかけで
話をするようになり
しまいに
当時彼氏だった
うちの旦那も一緒に
食事をすることになった
旦那は絵描きを目指す
超貧乏アルバイト
夢を追いかける
みすぼらしいカップルに
美味しい酒と晩御飯を
ご馳走してくれた
社長は若い頃だいぶヤンチャをしたそうだ
でも
がむしゃらに働いて
今、会社を経営するところまできた
頑張る若い子を見たら
応援したいと思う
みたいなことを話してくれた
たらふくご飯を食べた私達を見て
「頑張れよ!挫けず頑張れば道は開ける!」
と言ってくれた
有名な絵描きになったら
恩返しにきます
と言ったら
急に真面目な顔をして
「有名になったら
絶対に俺のところには
帰ってくるな」
と言う
なんでですのん?
と聞いたら
ええか、有名になっても
金の匂いはさせるな
若いのがババばっと有名になって
金の匂いをさせてたら
ワシらみたいなんに嗅ぎつけられて
あっという間に
食い物にされるで
わかったか
お前達から金の匂いがしたら
俺も豹変するからな笑
肝に銘じとけ
・・はい
眼光は鋭かった
これはマジで言ってる
あまりの怖さに
「はい」しか言えなかった
あれから三十年・・
社長とはそれっきりだけど
生きていたら60代後半かな
(まだ若いかw)
私ももう半世紀
貧乏波乱万丈の日々
アドバイスを生かせる場面は
今までも、そしてこれからも
全くないと思う
いや
宝くじが当たれば生かせるかもしれない
いや宝くじを買うことすらしないので
もはや活かす機会はない
私では無理だと悟ったので
ブログにこっそり書いておく