昨日は森林整備の一環で巣箱づくりに参加しました。

 

 

初めて作りましたが、鳥の巣箱と言っても、ただ四角い箱に穴を開ければいいものではなかったのです。

 

今回写真はないので、活動の詳細はこちらのFacebooikページから。

 

森守の盛 

 

 

 

使うものは4枚の板のパーツと釘、金槌、木ネジ、蝶板、麻ひも。巣箱の底になる板は、四つ角がカットされています。なぜか…

これは巣の中に入った雨水などを外に出すためです。

 

正面にくる板は出入り口となるので、幅2cmほどの入り口を作りました。入ってほしい小鳥によって入り口の大きさを変えるそうです。

小鳥に(ざっくりしてんな)入ってほしいのに入り口が大きいと他の鳥も入ってしまい、巣を乗っ取られてしまったりします。

 

 

 

板で箱を作るのが大好きなので、家ではいろんなサイズの箱作って棚にしていますが、巣箱は思った以上に難しいです。体をかがめて作っているので、腰痛い…

 

そして11月の屋外作業、私はアウトドア用のしっかりした上着を持っていないので、小雨も降りそうなのでカッパ着ていきました。カッパごときでは雫石の寒さは厳しいです。

 

 

 

温かいお茶をいただき、作業再開。

 

 

 

箱に隙間があると光も入ってくるので、それを避けるために隙間がないかチェックします。

取り付け用の麻ひもを通して、完成!

 

今回は普通の板を使いましたが、より鳥に合わせた巣箱を作るとすると、木材の種類も変えていくそうです。

これは奥深いですよね。

 

 

 

 

 

ざっくりとしている説明でもうしわけないです。

 

いざ、森へ巣箱を設置しに行きます。

ぬかるんで泥んこのあぜ道、雨に濡れた草、こういう道を久しぶりに歩きました。

 

 

 

設置する時に注意するのは、雨が入らないように下向きに付けることと、他の枝がないことが大事です。巣箱のすぐ近くに枝があると、その枝を渡って蛇などが侵入してしまいます。

 

蛇は悪ではないですが、この場合は小鳥を守りたいので、他の動物にはご遠慮願うのです。

 

 

 

森に設置した巣箱には、鳥の他にもねずみの巣にもなります。小さな生き物たちの子育ての場所です。

 

 

 

 

 

森林整備が行き届かず、食べ物も減り、生き物も減っていく…

 

今できることをできるところからやる。地道な活動ですが、地道にやっていくしかないんですね。

 

 

 

 

作業が全部終わってから、ひよこちゃんを見せていただきました。

家の中でぬくぬくで、ピヨピヨ鳴いています。可愛いです。

 

 

 

森に触れながら、実家の山を思い出します。薪ストーブの燃料調達しながら整備し、どっちに倒れるか注意しながら父の指示で枝を切ったり、運んだり。

山にはラッキー(柴ミックス)もお供します。思いっきり山を走る姿が頼もしかったです。

 

今は若者に混じって森林整備に参加していますが、体力の衰えを肌で感じています。これはなんとかしないと…

 

 

 

なんとかしないと、と思って何年か経ってます。。。

 

まぁ、今日のクリームパンをどうぞ。