9月の図工教室は、2回に分けてペーパーフラワーを作りました。
地味に作っていた紫陽花のドライフラワーが役に立つときが来ました。メインのペーパーフラワーの邪魔をしない、でも形がわかる花。でもって私でもドライフラワーにしやすい花…
紫陽花がありました!
今回のペーパーフラワーは、色画用紙や和紙を切り、くるくると巻いて花にするものです。
お花紙とかがキレイで華やかだと思いましたが、自宅に和紙がいっぱいあったので、あれこれ新しく買うよりもまず使ってみよう、ということで試作。
和紙の風合いが良いではないですか。
やわらかくて、色も淡いものから濃い色まで様々です。これは使えます。
夏休みの図工教室で使った発泡スチロールがあるので、それも活かすことにしました。
約8cm角の発泡スチロールに花をくっつけていきますが、4個がちょうどいい感じでした。
紙を波々にハサミで切るのですが、“なみなみ”がわからない生徒もいたので、まずやって見せて、“なみなみ”の状態を見てもらいます。
私はついついオノマトペを使ってしまうのですが、なみなみ…波打っている状態ですね。しかも丸く切りながらのなみなみカット。「できない」の連発はなるべくしないように、「まずやってみよう!」でスタートです。
1回の教室では終わらないので、前半は花を作るところまでで終了。そして1回目は写真撮れませんでした。。。
自分が作った花をトレイに入れて、次回まで保管です。
そして2回めの教室。
前回作った花に、ドライフラワーや造花を加えて、準備をします。
私が試作したときはボンドでくっつけましたが、乾くまで時間が少しかかるので、子どもたちは待てるだろうか…心配だったので、全部両面テープにしました。
発泡スチロールに花を並べ、どういう仕上がりになるかイメージを作っていきます。
まぁ、イメージもなしにテープを張っていく生徒はいつもなので、笑顔で見守ります。
隙間にドライフラワーや造花を加えて作っていきます。
細かいところをくっつけたいときは、やはりボンドが活躍です。
造花の長い部分は切って使ってね、とは言ったものの、そのまま挿して行ったり
新しい何かを作っているようです。
さすが天才、今回はハロウィンを先取りカラーです。
多少形が歪んでいても、隙間があったとしても、いいんです。作る喜びを噛み締めてほしいのです。
「これママにプレゼントする〜!」と張り切っている生徒も。嬉しいですね。
まとまったら、ラッピングしていきます。2種類のラッピングシートとグリーン系のリボンを用意しましたが、リボンの色が「他にないの?」という要望があり、あぁ、これは私のミスです。
もっと彩りも揃えたら良かったね。
遅く参加した生徒がいて、その子達のために早く終わった生徒が手伝ってあげる姿もあり、私が手伝おうとすると「大丈夫ですよ」と、なんとも頼もしい言葉です。
簡単だけど華やかな仕上がりになるペーパーフラワー。これは図工におすすめです。
私もまたやりたいです。
今回は発泡スチロールにくっつけましたが、可愛らしいクッキー缶とか、お菓子の箱に詰めてもいいですね。そのままプレゼントにもなると思います。
家にまだたくさんある紫陽花のドライフラワーを使って、私もまた作ります。
「これ3年生の夏休みにやる!やってもいい?」と、早くも来年の図工を見据えた言葉も。どんどんやってくれたまえ。