今日の図工教室はシャボン玉アート。

 

去年一度やっていますが、今回は少し違うやり方にしてみました。

 

去年は大きなシャボン玉を作って、いくつも円を描くようなイメージで描いていきましたが、去年経験した生徒もいるので、今回はブクブク泡を作ってから描く方法にしてみました。

 

 

 

 

 

描きたい色の希望を聞き、その色を作っていくことにしました。

 

「みんな、好きな色は何?描きたい色ある?」

 

「…」

 

おい、どうした。希望がないのか!

 

なので、とりあえず私が好きな水色から。私が色を作り始めると、子どもたちも動き出します。

 

 

 

 

まず、絵の具とシャボン液を混ぜる方法から説明。と、説明している間にもテーブルの上にあるものをいじり始めます。

 

各自で色を作っているときりがないので、1箇所色を作る場所を決めて、そのテーブルで作るように指導しました。子どもたちは絵の具をいじりだすと終わりがないので、今回は一番前の席で。

 

当然テーブルの上はシッチャカメッチャカです。まぁそれもいつものことです。

 

 

 

 

 

シャボン液の容器から紙コップに移すのにスポイトを使うのですが、早く使いたくて仕方がない子どもたち。普段の生活では使う場面がないですもんね。でも説明しなくても大半の生徒が液体を移し入れるのです。量はともかくとして、まず使ってみる、ということですね。

 

あまり手取り足取りやらないようにしています。全部お手本があって、その通りにやればうまくいく、というわけではないし、自分で考えて、チャレンジして欲しいです。

 

 

 

 

 

ストローで吹かなければいけないので、今回はマスクをはずしての図工でした。なので、私はあまり部屋の中を移動せず一番前のテーブルにいるようにしました。

 

いつもなら自分の席から「先生〜!」って呼ばれて、その都度行っていましたが、今回は生徒から聞きに来ます。まぁ、最終的には腕を引っ張られて連れて行かれますが。。。

 

 

 

 

そして今回の大きな発見は、うまく泡を作れない生徒が以外に多かった、ということです。液体の量もありますが、ストローでブクブクを作れなくて、「吹く」ということがうまくできない生徒が多かったようです。

 

ブクブクが何かわからないような…

 

あとは、顔に液体が飛ぶのが嫌で吹くのを途中で止めるとか。そう、初めてのことはちょっと戸惑うよね。でもね、先生はどんどんやらせますよ😊

 

手を絵の具で染めて「見て〜」という無邪気さもあれば、慎重になる生徒もいます。今回も個性出てますが、「あぁ、そういうやり方もいいね!」という方法がこちら。

 

 

違う色の泡を重ねるんですね〜。なかなかいい色です。

 

 

「おうち帰って続きやってもいい?」と意欲満々でした。

 

 

 

 

 

前回は画用紙白一色のみだったので、今回は様々な色の画用紙を使いました。

 

そこでまた発見。画用紙の色+絵の具の色=どうなるか想像がつかない。そいうことです。思った色が出なくて、絵の具を混ぜるうちにとんでもない色が出来上がり、ちょっと困っているっていう、なんか可愛いなと思いました。

 

 

ちなみにこの輪は、紙コップの縁の大きさです。やっぱり白い画用紙が一番落ち着くんでしょうね。色の組み合わせにちょっと苦戦していました。

 

描いた絵は、洗濯ばさみで吊るして乾燥させているので、持ち帰るのは明日以降。もう少し待ってね。

 

 

 

 

 

想像力を伸ばすにはどうしたらいいか毎回考えていますが、もう一人の先生がアートの技法を教えたりしているので、私の回ではそれを活かす方法も取り入れたらいいのかな、とも思ったり、生徒自身に任せたほうがいいな、とも思ったり。毎回勉強です。

 

以外に困難な作業も出てくるので、その場で簡素化したり、できそうな生徒には新しい方法を教えたり。臨機応変でいいのかしら。

 

 

 

 

そんなことを考えながらも、次回の教室に向けて材料を揃えなくては!

 

今日の結果を見て、次回やろうと思っていたことも少し変更が必要だと感じました。絵の具を使うのは、ちょっと間を置こうかな、と思います。

 

持っていった絵の具をほぼ使われたので、あとで自分でシャボン玉アートやろうと計画していたものが、すっかり崩れ去りました。えぇ、こんなもんです。

 

ちょっと悔しいので、明日一人でシャボン玉で遊ぼうかなと思っています。