CPU | WEB会議システムを開発する社長のブログ

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はい、久しぶりの書き込みです。

ウェブ会議を販売していて、時々思う事が、人には聞けないプロの悩み。
そんな悩みにお答えするため、今年から初心に返って解説するようにいたしました。

では、第一回。WEB会議とCPUの関係について。

よく、ご質問を受けるのが、「どの程度のスペックが必要ですか?」ってやつです。

恐らく、一般的な回答は、CPU型番、ないしはクロック数を答えてれば良いのですが、私は敢えて「2、3年前までにご購入のPCであれば大丈夫です」と購入時期を答えております。その理由は、ともかくとしまして、今日は今更聞けないこのパソコンの基礎からWEB会議においてどのような役割を果たしているかをお答えすることにします。

まず、CPU。これ一番大事かもしれません。(まず、というかこれを説明すればすみますね。)
こいつの役割は、中央で演算する石な訳ですから、コイツが早いか遅いか、は大変重要なファクターになります。WEB会議の場合、自分の映像をWEBカメラから取り込み、圧縮してネットワークに乗せます。この圧縮演算を、エンコードと言います。エンコードってどっか他のところでも聞いた事はないですか?そうです、DVDなどの映像を圧縮して保存する際も、エンコードなんて言います。編集したデータを保存するのもエンコードです。解像度や、フレーム数を決め、エンコードをすると数分から数時間掛かって動画をある形式にしてくれる、あれです。
WEB会議の場合、この作業を何分も掛かって居ては困る事はお分かり頂けると思います。本社で怒っている社長の映像が1分後に届いてたなんて話は、まかり通りません。つまり、このCPUがリアルタイムに秒間数十枚の映像を圧縮できなければ、事が始まりません。

実は、CPUには世代があり、ソケットのタイプによってバスが異なります。すみません、なんだかややこしくなりましたが、このCPUの世代が実はもっとも重要だったりします。なので、2.3年前って前で私が答えてた事となります。

簡単にいうと、CPU単体の早さも重要ですが、それ以上に周りの装置との連携が早くないと意味がないのです。それ以外の装置でもっとも重要なのは、ネットワーク。

なので、繰り返しになりますが、安くても新しいPCは、WEB会議に適している、と覚えておいてください。

ちなみに、サーバでのCPUも同じで、秒間30枚の映像を何十人分も組み立て直しており、奴は良い仕事をしております(笑)今ですと、XeonE5シリーズを使ってますが、これがなんともくせ者。今時、サーバで省電力モードを使うとパフォーマンスが落ちるって聞いた事なかったのですが、これが我々には大変邪魔者だったことは、事実です。是非、一度サーバのBIOSで省電力モードを切ってお試しください。CPU使用率が格段に下がりました。いつでも全開ーモードで使った方が良いみたいですね^^Ecoじゃない。