君となら

 

誰か言葉ひっくり返しては

あえて棘を探してみたりして

優しさを忘れた瞳はいま

君には何色に映っているの? 

あの日僕ら溢れるほどの

幼い未来抱きしめていたね

他になにも持たぬ二人の

心は不思議なくらい満たされていた

 

幾千の夜を越え

手にしたものたちと

引き換えにして

こぼれ落ちたものたちよ

君となら 君となら

もう一度またすくい上げることはできるかな

 

彷徨う静寂 眠れぬ胸に

暗い誘いが忍び込んでくるの

癒えることない悲しみの粒が

辿り着く場所はどこだろう

傷つくこともいつしか慣れて

叫ぶ思いも等閑にしていった

疑いばかりの世界でも

その手の温もりはいつでも真実

 

幾千の夜を越え

諦めた夢たちの

涙の音が遠くこだまするときも

君となら 君となら

何度でもまた

はぐれた笑顔捕まえられる

 

ヒトの形してうごめく僕たちの

生きる理由なんて何の意味もない幻想かもな

だけどこの胸の核の真ん中で

君を呼ぶ声がするから

聞こえるから

聞こえるだろう?

 

君となら 君となら

何度でもまた

後悔と希望を抱いて

越えて行こう

 

幾千の夜を越え

旅した者たちは

終着の地でなにを見つめたのだろう

君となら 君となら

歩き続けよう

二人の明日を探しながら

ひと足をまた踏みしめて

 

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