お集まりいただいた皆様とパンパン記念写真!

そうです!

ついに先日の6.22(土)に、自由が丘McCartneyにて、ツアーを締めくくるライブを行ってきました!

 

 

まずは早速その模様を少ーしだけおすそ分け!

今回の投稿の資料にもなるかなぁ。

いつもライブでいい瞬間を動画に収めてくれるWabi_SabiスタッフのLさんに撮っていただきました!!!

この日もわびスタッフの皆さんにがっつりサポートしてもらえたおかげで、ライブに集中することができました。

チームで試合に臨む雰囲気を感じれるのは本当に心強い!

いつも本当にありがとう!!!

 

 

Wabi_Sabiのインストアイベントは基本的にワンマンライブ。

でも、ライブハウスでのワンマンイベントは今回が初めてでした。

 

無料のインストアとは一味違う、『過去最高のクオリティでチケット代以上に楽しんでいただく』ことを個人的な目標に据えた今回のライブ。

 

そのためにも、超基本的なことですが、まずは自分自身が納得のいく出来のものを提供することを心がけて準備していきました。

 

終わってみて反省点はもちろんありますが、そんな中でも特にうまくいったことや、過去の出来を圧倒的に越えられたポイントがあったりと、がっつりとポジティブな手応えを得ることができました。

 

そのあたりについて、備忘録も兼ねて書いてみようと思います。

 

 
今回のセットリスト。
全19曲。
約2時間の内容です。
 
ちなみに画像データの日付から、内容が固まったのは4/10だったみたい。
新譜TRUSTからの曲を中心に、全体の流れや抑揚を意識しての選曲でした。
普段のインストアとは違い参加ミュージシャンも多い豪華ラインナップ。
そこからしばらくはこの日のアレンジに合わせて譜面を書き直したり、データ作りしたりなどの地味な仕込み作業でした。
そういう数ヶ月の準備もあったので、本番うまく行ったときの嬉しさや安心感はやはり格別でした。
 
 
今回の初ワンマンで過去最も上手くいった部分
 
それは、『モニター』です。
 
モニターとは、ステージの中で演奏者が聴く音のことです。

よくわからんという方のためにざっくりと図解。

モニターの音は青い矢印です。

ちなみにお客さんが聴いている音は赤矢印。

皆さんはお席で①のような、全体にバランスのとれた音を聴いています。

 

僕のモニターはどういうバランスかというのが②

歌大きめ、バックトラックを聴きながら、ドラムとベースは無しです。

なぜ無しかというと、それぞれの楽器が近くで鳴っていてスピーカーから出さなくてもよく聴こえるから。

 

今回上手くいったのは、青矢印の音をスピーカではなく全部イヤフォンにして、音のバランス②を自分の手元にあるタブレット端末で随時操作できたということ。

動画をよく見るとiPadをマイクスタンドにマウントしてあります。

 

この日の操作画面はこんな感じでした。

 

なぜそれがあると上手くいくのかというと。。。

 

『他の楽器の音量の上下に合わせて、自分が必要な音を手元で上下できる!』

これです!

 

ちなみにそれに関連する今回の不安点がこちら

1.ドラムは叩く人によって音量が大きく変わる。今回は4名のドラマー=4通りのバランス。

2.さらにWabi_Sabiの曲は、激しい曲〜静かな曲まで曲調様々で、もともと曲ごとの音量差が大きい。

3.Wabi_Sabiの歌は基本的にどれも高音発声が必要なメロディだが、ポイントで超ハイトーンを出すというより、ハイトーンで歌っている時間が長いメロディラインが多い。

4.ファルセット〜シャウトまでをがっつり歌い分ける必要有り(動画の2曲がわかりやすい例ですかね)

5.セットリストが休憩なしの2時間越。

 

2〜5は、インパクトを追い求めた故の副作用。

つまり作った人のせいですね。

つまり僕ですね。

大事なステージに来て、まさかそれが自分の首を絞めることになるとは。。。

 

さらに、どうしてもシンガーは自分の声が聴きにくいと大きな声を出してしまいがち。

でも、一度それをやってしまうと、ライブ中盤では声が枯れてしまう。

しかもプログラム的に喉に負担のかかりやすい内容。。。

待てよ待てよ、本編の前に二時間のサウンドチェックとリハーサルがあるからそこでも歌うぞ。。

 

というわけで、非常に心配だったのですが、イヤフォンのモニターとフレキシブルな調整環境のおかげですごく快適に歌うことができました。

声の消耗的には、同様のステージをもう一回いける余力があるように感じました。

 

 

ちなみに、僕が使っているイヤフォンはこちら。

以前はシュアーの低音がウリのやつを使っていたのですが、いかんせんそのウリのせいで『声の響き』が聴き取りにくい。。。
自分が今出している声のトーンが確認しにくい、という難点がありました。
その点これは音楽制作用なのでめちゃめちゃフラット。
元来そういう音が好きなのもあり、ストレスなく声が聴き取れます。
 
難点は2つ。。
付属のイヤホンチップの遮音性が低い。。。
フィット感もイマイチなので、コンプライのものに付け替えています。

 

もう一点は、屋外使用すると風切り音がすること。

形状がゴツゴツしてるので、風を受けるとビュービューいいますw

そういう使用を念頭においたものではないでしょうから、これは仕方がない。。。

 

値段も種類もピンキリのイヤフォンモニターですが、これはコスパよくておすすめですよ!

 

 

 

 

総括。

インストアはステージを分けるので、2時間以上ぶっ続けのステージはワンマンライブならでは。

それを、最小限の不可で歌いきれたのは、今後のパワー&ペース配分のガイドとなる本当に良い経験ができたなと思います。

 

 

インストアイベントでは基本的にすでにこのシステムですが、それができるのは全て自分たちの持ち込み音響で行っているから。

今回のようにライブハウスの機材や音響さんがいる環境では、なかなか同居させるのが難しかったりするのです。

それを今回可能にしてくれたのは、RBennyのほぼ徹夜作業のおかげ。

この辺は彼がまた詳しく書いてくれると思うので、お楽しみに!

 

最後にこの日いただいた記念バルーン。

これからも、少しずつ確実に前進成長して、自信を持ってまたいいステージ観てもらえるように頑張ってまいります!!