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(C)BANDAI/TV TOKYO・ここたま製作委員会

2016年の主役作品と本命つけている「かみさまみならい ヒミツのここたま(R)」なんですが…
どういうわけか,早くも危機的な立場に立たされている模様です.

原因はいくつもありますが,まず考えられるのは,キャラクター雑誌の連載範囲が講談社に限定されている点があげられます.
講談社の子ども向け雑誌のなかでも,女の子向けで唯一のトップスターは,やはりANN系で 女の子アニメにしては地上デジタル放送で唯一全国放送中の「プリキュア」以外に取り柄はありません.残るはNHK「おかあさんといっしょ」キャラクターや,男の子向けの「仮面ライダー(R)」系統&「スーパー戦隊(R)」系統を小学館と共存する以外に講談社にとっての得意なキャラクターは無さそうです.
そのここたまの人間側で主役の四葉こころを設計したとされるベテラン作画人・土屋理敬氏からのご指摘もあったと思いますが,小学館側の「ぷっちぐみ」や学年別学習誌にも連載範囲を拡げ 前2作品と同様に共存状態になっていれば,ここたまも更なる大繁盛が期待される筈だったんですが,どうやら講談社の独占連載によって周知度アップができなかったところにありましょう.

ふたつめは,同じハウスドール系統のなかでも 売上高が極度に芳しくない点.ここたまでは写真の「おおきなここたまハウス」を基準に各種部品等併せてのセールス展開を行っておりますが,最多の売れ行きを記録しているエポック社の「シルバニアファミリー(R)」や 永年にわたって愛され続けているタカラトミーのロングセラーシリーズ「リカちゃん(R)」に比べて 好感度も売り上げも いま一歩芳しくない傾向にあるものと見受けられます.やはりバンダイの女児キャラクターなら もうプリキュアしかあり得ないのか? と疑いたくなるような様相に思えます.

それにもうひとつ,ヒミツのここたまのTVアニメが始まってから3か月経った現在でも,「たまごっち(R)」のCMがひっきりなしに放送されていることから,たまごっちに対する好意が まだまだ多い傾向にあります.
きょう,JR秋葉原駅前にある某大手デパートの玩具売り場に行ってみたら…

たまごっちについては,本体中心に 飛ぶように売れていますが,

ヒミツのここたまについては,一部商品を除いて まだまだ売れ残っている状況でしょうか.

結論から云えば,
どうやら「かみさまみならい ヒミツのここたま」単体よりは,いっそのこと たまごっちと合弁で劇場版映画を製作するほうが効率的と考えられます.劇場版のストーリーを想定してみると…

主役となる小学5年生の女の子・四葉こころは,自らの手でつくった ここたまハウスの大家管理人とは別に,たまごっちのユーザーファンでもあった.
そんなある日,こころたちの住んでいる「ジ・アース」という星に,正体不明のレーザーラインが 誤って四葉家のこころの部屋に入り込み,就寝中のこころとここたまたちが まるごとワープされてしまった!
ふと目が覚めると,変わり果てた地形にびっくり! こころとここたまたちは なんと「ジ・アース」から はるか遠くに位置する「たまごっち星」に来ていたのであった.こころは まめっちという男の子に出逢い,たまごっち星でのくらしを始めたのであった…

といった流れが理想的でしょう.

何はともあれ 今からでも決しておそくはないから ここたまプランの建て直しを是非実行していただきたいものです.

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