大阪都構想否決、どう思う?ブログネタ:大阪都構想否決、どう思う? 参加中
『大阪都への昇格』は,意外にも反対票の多い僅差で実現なりませんでした.
これがもし,30年前(おおむね1985年ごろ)に物議を醸(かも)し出していたら,僅差でも賛成票が多くなって『都に昇格』していたかもしれません.
何はともあれ,とても哀しい結果でした.
しかし,何でこうなってしまったのか,改めて考えてみると,原因が諸々とわかってきます.
まず第一に,30年ほど前は,東京と大阪 どちらも日本の首都のように迎え入れられていた盛況ぶりなのが,現在 蓋を開けてみると,東京と大阪の地位的な差が著しく開いてしまった,と云ってよいでしょう.すなわち東京の街並みと活気は更にパワーアップするいっぽう,大阪の街並みと活気が急激にダウンしているように わたしには見えます.
第二に,大阪市内にあった経済的拠点が東京市場に奪われてしまったところです.2013年07月でしたっけ,東京証券取引所と並ぶ国際的な株式市場 大阪証券取引所が廃止され,朝日放送株式会社はじめ大阪市場単独で上場していた主要企業が まるごと東京市場に移ってしまったのです.
そういう事態から,今,大阪市から あらゆる元気が奪われつつあります.すなわち世界に向けた日本の活力が,東京への一極集中によって衰退している,と見受けられます.

2013年09月,2020年 第32回近代夏季オリンピアード競技大会の開催都市に,2016年に引き続き東京都が立候補し,とうとう東京に勝利を果たしましたが,翌2014年の正月三賀日の最中,大阪愛好家やしきたかじん氏が突然の病死となったのは,元々から東京を幽霊扱いの如く毛嫌いしていたやしき氏の,五輪大会の東京誘致を『静かに激怒した』『反論的且つ反抗的な』『無言の抵抗』だったかもしれません.

そういえば,若井楼恋さまとか小西希林さまとか,そういった大阪近郊にお住まいの小学生の女の子たち,近々のブログを見ていますと,頻繁に「新幹線で東京へ行く」機会が増えているように見えますなあ.やはりファッションのブランドも「東京発」というように東京に一極集中しているように想えますが…