木村くんのドラマ「Believe-君に架ける橋-」が

4月25日から始まりましたね。

 

このドラマ、4月18日に、「キャスト登壇

イベント」というものが行われていました。

キャストを発表するだけでここまでのイベント

にできてしまうのもびっくり。木村くんを中心

にキャストが並んでいるだけでなんかもの

すごいドラマが始まっていくような気がして

しまいます。


そして4月20日には事前番組も放送。

こうしたイベントや事前の番宣は、一般的には

視聴率を一定獲得するには効果的と言われて

いるのでしょう。

 

長年の彼のファンとして、このとってつけた

ような「お祭り感」はちょっと苦手ではある

んですが、こういうことこそが「木村拓哉」

という男の存在感なのだろうな、とは思うし、

木村くんだからこれが成り立っているの

でしょうね。今やその名前だけで作品が注目

されるなんて俳優は、日本には彼くらいしか

いません。特にテレビドラマの世界では。

私は得におすすめされなくとも彼のドラマは

ちゃんと見ますので、今回は事前情報一切

なしでこのドラマを見始めました。

 

3話まで見終えた後、事前番組を見てみましたが、

確実に言えるのは「事前情報なしで大正解!」

ということです。

 

というのもこのドラマ、展開が謎すぎますよね。

てっきりもっとスタイリッシュな群像劇なのかと

勝手に想像していましたが、ここまで見てきた

第3話まで木村くんはほとんど塀の中。

これだけの時間と登場人物を使ってこの先この

刑務所での出来事が何か意味をなさなかったら

納得いかないわってくらいのボリュームでした。

そしてまさかの脱獄。確かに日本の刑務所から

脱走する受刑者はゼロではありませんが、登場

する人物の癖の強さも相まって「そんなこと

ある?」の連続でした。

事前番組には「先の読めないストーリー」が

見どころの一つとして紹介されていましたが、

私はそれすら知らずに見れたことでより意外な

展開を楽しむことができました。これからも

楽しみです。

 

そして、事前番組を見なくて一番よかったと

思ったのは、竹内涼真さん演じる黒木が「警視庁

捜査一課の刑事」と最初は知れずに見れたこと

です。この人誰なんだろうっていう不気味さを

玲子(天海祐希さん)視点でしっかり味わって

見ることができました。今のところ、このドラマの

中で一番好きなのは黒木のキャラクターですね。

竹内涼真さん上手だなって思って見ています。

 

第1話のタイトルバック「君にかける橋」が

狩山(木村くん)が刑務所に入る前に結婚指輪を

外して置くシーンにオーバーラップされていた

ので、「君」は玲子のことなんだと理解しました。

脱獄して玲子さんに会ってどんな展開になって

いくのか、最後に狩山と玲子の間に橋は架かる

のか、そんなドラマになっていくのでしょうか。

 

それにしても、テレビ朝日もものすごい力の

入れようですね。このドラマはテレビ朝日開局

65周年記念作品。まさに社運を賭けた作品

なんですね。失敗はできないから気合も入る

わけです。

 

木村くんはよく周年記念の作品に出演することが

多い印象で、同じテレビ朝日では開局55周年の

時に「宮本武蔵」を演じています。このドラマは

とても素敵でしたね。

そのほかにもTBSでは開局55周年記念で

「華麗なる一族」、60周年で「南極大陸」。

「レジェンドアンドバタフライ」は東映70周年

記念作品、教場はフジテレビ開局60周年記念

企画でした。

まさにアニバーサリー俳優。

 

でも今回のBelieveは力の入れようも内容も結構

しっかりしていると思うのですが、世間的な評判は

どうなのでしょうか。もう少し派手さが欲しい

かな?という気もしますが、もしかしたら追加

キャストの発表とか、さらなる意外なストーリー

展開とかあるかもしれませんので、このまま

見続けて楽しんでいきたいと思います。