2024年2月11日、東京競馬場へ行ってきました。
その日のメインレース「共同通信杯」のプレゼンターを務める森且行くんを見るために。

実は、私はそれまで生の森くんの姿を見たことはありませんでした。彼がSMAPにいたころ、グループの中で森くんが一番好きでした。でも、私が彼らのライブを見に行くようになったころにはもう森くんはオートレーサーになっていました。

レーサーになったのだから、見に行こうと思えば見に行ける存在になったのに、なぜか、いや、それだからなのか、足を運ぶことはしていなかった、という感じです、でも、あの大事故のニュースを見て、彼が何かの拍子にもう会えない存在になってしまっていたかもしれない、という事実を知って、やっぱり一度は本物の森くんの姿を目に焼き付けておきたいな、と強く思うようになりました。

オートレース場はなかなか遠いので、またちょっとなじみのない場所でもあるのでレースを見に行くのは敷居が高いなと思っていたところ、自宅からもそれほど遠くない、何度か行ったこともある東京競馬場に森くんが訪れると聞いて、行くことにしました。

競馬ファンのひしめく東京競馬場ゴール近くのウィナーズサークル前で、森くんが出てくるのを待ちました。すると、メインレース終了後、セレモニーの準備を待つ人たちの中に彼の姿を見つけました。
すらりと背が高く、黒のスーツでびしっと決めたその姿に「かっこいい・・・」と自然に声が漏れました。



もちろん周りには私と同じように森くんを目当てに来られているような方も見かけましたが、ほとんどは競馬ファン。セレモニーを無事に終えて立ち去るとき、その場にいた男性たちから声をかけられ手を振る姿は、ずっと見てきた「森くん」そのものでした。

最終レース終了後、森くんのトークショーが予定されているということだったので、私はそのまま会場のパドックへ移動。ここにはすでに森くんがお目当ての女性ファンたちが大勢待機していました。
トークショーの様子は、その時の記事などで確認いただければと思うのですが、私が一番この時印象に残ったのは、パドックを一周して歩いていた彼の姿でした。



事故で大きなけがを負ったとき、この先歩行することすら困難になるかもしれないという状況だったと聞いたのに、今はもうスムーズに歩けているのが本当にすごいことだなと。

私が森くんを好きになった時にしていた華麗な身のこなしはもうきっと無理な状況になってしまっているかもしれない。でも、こうして目の前で軽快なおしゃべりをしながら当たり前のようにパドックを歩いているのを見て、本当によかった。頑張ったね、という思いで胸がいっぱいになりました。

レースの方をなかなか見に行けてないのにこのときの記事を書いたりすることにちょっと気が引けていたのだけど、先週の彼のレースの頑張りをいろいろなメディアで見て、やっぱり応援したい気持ちは変わらないので、投稿させてもらいました。