今年の音楽の日は、
当日の朝のお知らせに衝撃を受け、
その喪失感が抜けないままテレビを眺めた、
本当に特殊な放送でした。

私が中居くん入院のニュースを知ったのは
7月16日朝。
朝から外出の予定があったので、
電車に乗りスマホでTwitterを見て知りました。

最初は番組の出演見合わせだというので、
コロナに罹ったのかなと思いましたが、
その次に「入院」という言葉が目に入り、
スマホを触る指が震えました。
でも「のんびりなかい」HPの報告を
読んでみると大事ではないように
感じられたので少し落ち着きましたね。

でも、その後私を襲ったのは
「今、中居君はどんな気持ちでいるだろう」
という思いでした。

これだけ大きな番組のメイン司会を
中居くんが急遽お休みする、というのは
とても珍しいことです。
また、「準備野郎」な中居くんは
きっと当日までたくさんの準備をしてきた
はずで、第1回目の放送から
大切に積み重ねてきた思い入れも
相当なものだったろうと推測でき、
私は自分のことのように悔しくて
もどかしい気持ちになってしまいました。

それでも、
「のんびりなかい」の報告にもあったように、
中居くんがいなくても「音楽の日」は楽しもう!
と思いました。
この日の「音楽の日」も
それはそれはいつものように素晴らしい
歌、演出、そして、安住、江藤両アナウンサーの
安定した司会進行があり、良質な歌番組という
期待を裏切らない内容でした。

でも、でも
もはや日本の大型音楽番組で
唯一私が全編見たい!と思えるのは
「音楽の日」だけ。
それはもちろん中居くんが司会だから。
たくさんのアーティストさんのパフォーマンスや
演出も楽しみ!それは嘘では無いです。
でも
申し訳ないけれど、
私は、私は中居くんが司会だから、
この番組を見ています。
誤解を恐れずに私自身の思いを
正直に言うのであれば、やっぱり
物足りない、そんな「音楽の日」でした。

中居くんは
近年、司会を担当するときは徹底的に脇役、
引き立て役に回りっていて、
いい意味で「司会者」としての存在感がありません。
それが中居くんの司会のスタイルであるし、
私のような中居ズラにとっては
たまらん部分でもあります。
でも、そのせいか「司会者」としての
中居正広の印象が薄すぎるため、
司会業が主な活動になっている近年は
タレントさんとしての認知度も、
薄くなってきてしまっているのではないか、
そんな危惧すらしてしまいます。

ご本人は、誰かの評価とかどう思われるかとか
そういうレベルでお仕事はしていないと思いますし、
私も十分わかってはいますが、
やっぱり
中居くんの司会者としてのスキルだけでなくて、
もっとタレントさんとして魅力があって
面白いしかっこいいんだよって
知らしめてほしい・・・とわがままな気持ちも
一方で持ってしまうわけです。

とにかく、
すでに中居さんは退院されているそうで、
また中居ズラには動画でお顔も見せてくれ、
ひとまず安心しました。
コロナもまた感染者数が増えてきていますし、
出演者、スタッフが急遽お休みという事態は
「準備野郎」の頭の中にはすでにシミュレーション
済みの事項だったかとも思いますが、
今回お休みした分、
来年の「音楽の日」は楽しそうな中居くんの
笑顔をたくさん見せてもらいたいものです。