お客様がいらしゃった時だけ、むくっと起きて面談して、お帰りになったら、再びゴロン
。とてもノンビリさせていただきました。お陰様ですっかり風邪も治りました
。そんなお盆期間でしたが、ある人の薦めで、グリーン経済最前線（岩波新書）を読みました。
以下、要旨です。
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■日本は、原発へ過度に依存し続け、再生可能エネルギーの開発や省エネをおろそかにしてきた。
■日本の場合、原発の停止によって引き起こされる電力不足は、現状、化石燃料に依存するしかない。その結果、天然資源を大量に消費し、二酸化炭素排出量が増加する。（→温室効果ガスの排出が続けば地球温暖化が進み、海面が上昇し、干ばつ・洪水など異常気象が多発する恐れがある。）
■福島原発事故が日本に突きつけたものは、世界有数のエネルギー消費国である日本が、原子力のエネルギーと化石燃料のエネルギーを同時に小さくしていかなければならない、という困難な課題である。
■世界各国では、既にグリーン経済の実現に向けた様々な取り組みが行われている。（風力・太陽光といった再生可能エネルギー、キャップ・アンド・トレードや炭素税などの省エネを促す仕組み等。）
■日本はいま、分水嶺に立っている。事故を経験した日本こそが、グリーン経済への転換を最も速く進めなければならない。
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大部分は、世界各国のグリーン経済への取り組みや努力について書かれていました。中国が省エネや温室効果ガスの削減に一票否決制を適用していることなど、知らないことが多くて、とても勉強になりました
。日本は、リーダーシップを発揮しなければいけませんね。
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