18日にMV曲「SCREAM」が公開されました。



曲についての話がツイキャスでちょこっとしか出来なかったので、俺の思うところを書こうと思います。

この曲を書いた時、始動してませんでした。

なんならこの4人になってジャイロって名前も決まって色々と曲を出し合った頃からありました(笑)

あの頃は何考えてたんやっけなって思い出してみたんやけど断片的に思い出せたので書きます。

テーマは当然フィクションですが親近相姦。

俺、曲を書くにあたって風景を描いてストーリーを自分の中で作ってから基本的に作曲するんですね。

実体験というか自分の人生の一部分を曲にしたこともあるからノンフィクションでも書きますが。

SCREAMに関しては残虐で暴力的で生と死を感じさせるもの、どっかしか虚ろげというか人間なんてフッといきなり消えてしまう。
主人公にとって大切な人もそうでない人も消えていく。
そして最後には主人公もフッと消えていく。

そういう世界観を持った曲になればええなと思って作ってました。

少なくともハッピーエンドのストーリーでは全く無くて、一瞬で存在そのものが消えて無くなる。

それでももしかしたら一瞬で消えて無くなることが幸福って人も居るのかもしれへんし、聴いてくれて感じるものがあった人には何かしら届いたということなので沢山見て聴いて感じて欲しいなと思ってます。

ジャイロは今までもこれからもそうですが、誰が作ってきた曲でもみんなでアレンジしてるので作曲者だけの力で曲が出来るわけではありません。

俺は曲を書いただけに過ぎず、暦とあおいと航が色々と考えて俺たち自身がいいと思えるものを作ってます。

現時点で納得のいく曲になりましたし、自信のある音楽を形に出来た。

賛否両論の全てがありがたいし、SCREAMで良いなと思わせられなかった人たちにはごめんなさいとしか言えないけどそれでいいといいますか。

もう、絶対に媚びないと決めたので見てて下さい。




お知らせした通り、2019年2月22日の金曜日に大阪の堀江にあるHills パン工場というライブハウスで無料ワンマンライブを執り行います。

Periodead Prologue.というタイトルなんですが、造語です。

死んでいく時代の序章というのかな。

俺ら別に右翼みたいな反逆者とかじゃないけど(笑)、現実世界ってもう既に終わってるというか高度経済成長もない子供の教育もまともに出来ていない、国民の重要機密な個人情報マイナンバーの情報漏洩と、この日本という国のことですよね。

世の中捨てたもんじゃないって感じられる瞬間は一個人が見つけて感じるものであって、もはや国が感じさせるものではなく、むしろ国は俺たちを殺しにかかってきていると思ってます。

じゃあ何の為に俺たちは生きていけばいいのか?

何の為に?誰の為に?

何の根拠もなく、ただただ前向きに生きろなんてのは綺麗事でネガティブを認めたやつこそが逞しくポジティブな道を進む。

これからはそういう時代だと思っています。

その答えを一緒に探して見つけて進んでいきたいなって思って無料ワンマンライブを決めました。

見つけたと思えてもそれはたぶんまた霞んで見えなくなる時もあると思うけど、きっとまた見つけ出せる。

死んでいく時代を生きる俺たちと君たちが自分の足でしっかり地を踏みしめて自分の足で歯食いしばって、デスゲームを勝ち抜いて生き残る為の答えを見つけてみませんか。

むざむざ殺されるのなんてまっぴらごめんだ。

国にもやし、特定の嫌いなあいつにも、大好きだった人間や思い出と訣別しての絶望感、生きてれば感じるであろう見えない重圧とかそういうものにも。

世界は残酷です。

それだけは一言言わせてもらう。

現実から目を逸らさずに人生を転がればええねん。

俺たちはV系ロックバンド。

そうあるべきやと信じて駆け抜けて突き進むだけ。

無料ワンマンライブのチケットは昨日の心斎橋SHOVELでのライブから配布開始してます。

今後はCDショップに置いて頂いたり、色んな場所で俺たち自身で配布したりしていきます。

情報は逐一お知らせしていきます。

ジャイロ 尋乃