関越ツーリング
出発は9時を回っていました。その日の気分でツーリングに出るのがこのところのルーティン。
今日は久しぶりに Nnjya1000 で関越を北上してみよう。
渋川伊香保インター近くの富貴の湯につかろうか。そんなことを考えて駐車場からバイクを引っ張りだした。
そういえば高速道路では、速旅なる割引が始まっている。土日、ETC、自動二輪限定で37.5%割引になる制度。事前にネット予約が必要なので出発前に申請しておいた。37.5%割引とは微妙な数字だけれど、普通車の料金の半額になる割引率ということらしい。
ということで圏央道入間インターより高速に入って、鶴ヶ島より関越にスイッチする。Ninja1000は、ご機嫌に、かつ慎重に走り続けた。ついついオーバースピードになりながらも、あちらこちらに覆面パトに御用になった車やハヤブサなどがいるのを見ては、これ以上の違反はNGなのだからと右手を戻す。
最初の休憩はどこにしようかと思いながらも、どんどん進む。上里サービスエリアでひとまず休もうと走行車線に戻り左ウィンカーを点けてサービスエリアへ。
今日はゴールデンウィーク明けの日曜日のせいか、車もバイクも少なくすこぶる快適。
珍しく缶コーヒーなど飲んで上里を出発。やがて藤岡ジャンクションを過ぎ、高崎、前橋と景色は変わる。そういえば、この速旅なる割引は100Km以上走らなければ割引対象にならないので、入間から目的地の渋川伊香保インターで100kmになるのだろうかと確かめたくなった。
そんなわけで、渋川伊香保手前の駒寄SAで休憩がてらスマホで距離を確認したところ、残念ながら渋川伊香保では100㎞には若干届かないらしい。昭和インターまで行けば100㎞になるので、富貴の湯はあきらめて、昭和インター近くの温泉に行こうと作戦変更。
駒寄から再び直列四気筒のエンジン音を響かせながら高速に合流。赤城へ高度を上げて雪渓見える山肌を見ながら高架を走る。そろそろ12時にもなるので、昭和インター手前でおなかを満たしておこうと赤城高原SAに立ち寄った。
ここでパンなど食べて早めの昼食をとりながら景色を楽しむ。西には谷川岳が見えたり、
高速の向こうに武尊山が見えたりと美しい山々を見ることができる。休日ドライブを楽しむ人たちが幸せそうなひと時を過ごしている。日本は平和だ。いまのところ。だいじょうぶ。
自販機のお茶など飲みながら、ベンチに腰掛け、昭和インター近くの温泉をスマホで探すと、昭和の湯なるところがインター近くにあるらしい。帰りの渋滞を避けるためにもあまり遠くへはいけないので今日はそこへ行くことに決定し出発。
スマホナビで設定すると、昭和インターで降り、昭和の湯にすぐに到着。
ここは温泉ではないようだけれど、温泉と言いながら、循環加温の温泉よりは潔くいいのではないかと思うほど地元密着の、のんびりできるお風呂でした。
風呂にはジェットバスがあり、体をほぐしたり、露天で空を眺めたり。サウナは苦手なのでパスですが。
思い出として写真を残しておきます。風呂上りに撮ってみました。
風呂の外には憩場所や椅子がたくさんあるので、テレビでNHKのど自慢などをまったり見るのでした。今日は函館からの放送のようです。
そして、ここを出たのが午後1時。関越の下り渋滞を考えると引き返したほうがよさそうな時間。なので再び昭和インターチェンジより関越にて帰ります。
高速道路を走り、利根川を越えて渋川の町並みを眺めながら、僕はバイク人生についても思いをはせたりします。これまでたくさんのバイクに乗ってきて、それぞれのバイクの思い出があり、そしていまはNinjya1000で走っている。
30代のころから、家族とは一定の距離を置いて楽しんできた。そしてそれはこれかも変わらないほうがいいのだろう。
一気に走るには少し疲れてきたので、高坂サービスエリアで最後の休憩を。バイクはやはり少ないく駐輪場はゆったり。
この後は入間インターより16号で自宅へ。到着は3時頃でしたか。カウルについた虫の死骸を拭きとってバイクをしまいます。
往復走行距離250kmくらいでしょうか。高速メインのツーリングでしたが、こんなツーリングもまた楽しいものです。